2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧
【1:18】『アハズヤの行なったその他の業績、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 これまでの王についても書かれていたのと同じく、アハズヤの場合も、その記録が『年代記の書にしるされている』とここで書かれています…
【1:17】『そしてヨラムが代わって王となった。それはユダの王ヨシャパテの子ヨラムの第二年であった。アハズヤには男の子がいなかったからである。』 アハズヤが呪われた死を受けてから、イスラエルでは『ヨラムが代わって王とな』りました。『アハズヤ…
【1:17】『王はエリヤが告げた主のことばのとおりに死んだ。』 エリヤを通して語られた神の御言葉の通り、アハズヤは死にました。この通り、神が語られた御言葉は必ず実現されます。何故なら、神は絶対であられ、その語られる御言葉も絶対だからです。ア…
【1:16】『王に言った。「主はこう仰せられる。『あなたが使者たちをエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いに立てにやったのは、イスラエルにみことばを伺う神がいないためか。それゆえ、あなたは、上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ…
【1:15】『ヤハウェの使いがエリヤに、「彼といっしょに降りて行け。彼を恐れてはならない。」と言ったので、エリヤは立って、彼といっしょに王のところに下って行き、』 『ヤハウェの使い』については、もう既に述べておいた通りです。この『ヤハウェの…
【1:13~14】『この三人目の五十人隊の長は上って行き、エリヤの前にひざまずき、懇願して言った。「神の人よ。どうか私のいのちと、このあなたのしもべ五十人のいのちとをお助けください。ご承知のように、天から火が下って来て、先のふたりの五十人…
【1:13】『王はまた、第三の五十人隊の長と、その部下五十人を遣わした。』 エリヤの宣告はアハズヤにとって極めて重大な内容でしたから、アハズヤは何とかしてエリヤを呼び出したいと願っていたはずです。ですから、アハズヤはまた50人部隊とその隊長…
【1:12】『すると、天から神の火が下って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。』 エリヤが隊長に焼殺を宣言すると、その宣言した通りになり、隊長とその部下たちはことごとく天からの火で焼き尽くされました。このように宣言通りの焼殺が2回も起…
【1:12】『エリヤは彼らに答えて言った。「もし、私が神の人であるなら、天から火が降って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」』 2回目にやって来た隊長に対し、エリヤは1回目の隊長に対するのと同じ答えをしました。2回目にや…
【1:11】『王はまた、もうひとりの五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。彼はエリヤに答えて言った。「神の人よ。王がこう申しております。急いで降りて来てください。」』 アハズヤ王は、自分が遣わした部隊が天からの火で…
【1:10】『すると、天から火が降って来て、彼と、その部下五十人を焼き尽くした。』 エリヤが隊長に宣告すると、その宣告の通り、天からの火が隊長と部下たちを焼き尽くします。神はこのようにしてエリヤが『神の人』であることを、まざまざと御示しにな…
【1:10】『エリヤはその五十人隊の長に答えて言った。「もし、私が神の人であるなら、天から火が降って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」』 降りて来るよう求めた隊長に対し、エリヤはもし自分が神の人なら、部隊の全員が天から…
【1:9】『彼はエリヤに、「神の人よ。王のお告げです。降りて来てください。」と言った。』 五十人隊の長は、エリヤを連れて来るようにとのアハズヤの命令を遂げようとし、エリヤが山の頂から降りて来るように求めます。ここでこの隊長はエリヤを『神の人…
【1:9】『彼がエリヤのところに上って行くと、そのとき、エリヤは山の頂にすわっていた。』 五十人隊の長がエリヤのもとに行くと、エリヤは『山の頂にすわってい』ました。これはエリヤが預言者として神に仕える忠実な僕だったからです。神はいと高き天に…
【1:9】『そこで、アハズヤは五十人隊の長を、その部下五十人とともにエリヤのところに遣わした。』 死の宣告を告げたのがエリヤだと知ったアハズヤは、『五十人隊の長を』エリヤに遣わします。これはエリヤを自分のもとに呼び出すためです。エリヤが重大…
【1:8】『彼らが、「毛衣を着て、腰に皮帯を締めた人でした。」と答えると、アハズヤは、「それはティシュべ人エリヤだ。」と言った。』 アハズヤの使者たちは自分たちが見た通り、エリヤの外観について『毛衣を着て、腰に皮帯を締めた人』だったとアハズ…
【1:7】『アハズヤは彼らに尋ねた。「あなたがたに会いに上って来て、そんなことをあなたがたに告げた者は、どんな様子をしていたか。」』 アハズヤは死の宣告をされたのですから、かなり心の動きがあったものと思われます。その宣告をした者がどのような…
【1:6】『彼らは答えた。「ひとりの人が私たちに会いに上って来て、こう言いました。『あなたがたを遣わした王のところに帰って行き、彼に告げなさい。主はこう仰せられる。あなたが人をやって、エクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てるのは、イスラ…
【1:5】『使者たちがアハズヤのもとに戻って来ると、彼は、「なぜあなたがたは帰って来たのか。」と彼らに尋ねた。』 使者たちは、エクロンまで行く時、エリヤに会いました。エリヤはこの使者たちに神からの言葉を告げます。ですから、使者たちはエクロン…
【1:4】『それで、エリヤは出て行った。』 主の使いからの言葉を聞いたエリヤは、命じられた通りアハズヤの使者たちに会うべく、出て行きました。
【1:4】『それゆえ、主はこう仰せられる。あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。』」』 アハズヤはその陥った病のため、寝台に上っていました。そして、そこに寝ている状態がずっと続いていました。普通に考えて、アハズヤはそ…
【1:3】『「さあ、上って行って、サマリヤの王の使者たちに会い、彼らに言え。『あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。』 この頃は、アハズヤの使者たちがエクロンまで伺いを立てに行こうとし…
【1:3】『そのころ、主の使いがティシュベ人エリヤに告げた。』 アハズヤが病気に陥った『そのころ』、『主の使いがティシュベ人エリヤに告げた』のですが、この『主の使い』とは御使いのペルソナをもって現われたキリストか実際の御使いのどちらかでしょ…
【1:2】『彼は使者たちを遣わし、「行って、エクロンの神、バアル・ゼブブに、私のこの病気が直るかどうか、伺いを立てなさい。」と命じた。』 アハズヤは自分の病気について、かなり心配したことでしょう。この病により、これからアハズヤは死ぬのです。…
【1:2】『さて、アハズヤはサマリヤにある彼の屋上の部屋の欄干から落ちて病気になった。』 アハズヤは『欄干から落ちて病気になった』のですが、それがどのような病気だったかは分かりません。ただ後の箇所から分かる通り、それは死に至る致命的な病気で…
【1:1】『アハブの死後、モアブがイスラエルにそむいた。』 アハブが死ぬまで、モアブはイスラエル王国に服属していました。モアブとはイスラエルの南東にあり、そこは死海の東に面しています。このモアブは民族的に言えば、ユダヤ人の親戚になります。ア…
この「Ⅱ列王記」は、先の「Ⅰ列王記」から続く内容となっています。神は、この文書が2つに分けられることを望まれました。それは神が「秩序の神」であられるからなのでしょう。というのも、これが一つでなく二つに分かれていれば、その長さがそれぞれにおい…
「Ⅰ列王記」の巻は、ここまでとなります。この巻は、その名が示す通り、歴代のユダヤ王たちにおける記録を書き記した内容でした。しかし、それは神が書き記された内容ですから、単なる歴史書とは違っています。これは聖なる歴史の書なのです。ですから、この…
【22:53】『イスラエルの神、主の怒りを引き起こした。』 アハズヤの邪悪な歩みは、『主の怒りを引き起こし』ました。アハズヤは罪を犯すことで、御心に適わない歩みをしたからです。アハズヤは王でしたが、アハズヤは自分の僕が命令通りにしなければ、…