聖書の学び

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2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅱ列王記2:19(2025/01/01)

【2:19】『この町の人々がエリシャに言った。』 『この町』とはエリシャがいたエリコのことです。そこにいた『人々』はエリシャと話しましたが、どれぐらいの人々だったかまでは分かりません。また、その人々がどのような種類、どのような立場、どのよう…

Ⅱ列王記2:17~18(2024/12/31)

【2:17~18】『それで、彼らは五十人を遣わした。彼らは、三日間、捜したが、彼を見つけることはできなかった。彼らはエリシャがエリコにとどまっているところへ帰って来た。エリシャは彼らに言った。「行かないようにと、あなたがたに言ったではあり…

Ⅱ列王記2:17(2024/12/30)

【2:17】『しかし、彼らがしつこく彼に願ったので、ついにエリシャは、「やりなさい。」と言った。それで、彼らは五十人を遣わした。』 預言者たちがどうしてもと『しつこく彼に願ったので』、『ついにエリシャは、「やりなさい。」と言』いました。エリ…

Ⅱ列王記2:16(2024/12/29)

【2:16】『彼らはエリシャに言った。「しもべたちのところに五十人の力ある者がいます。どうか彼らをあなたのご主人を捜しに行かせてください。主の霊が彼を運んで、どこかの山か谷に彼を投げやられたのかもしれません。」するとエリシャは、「人をやっ…

Ⅱ列王記2:15(2024/12/28)

【2:15】『彼を迎えに行って、地に伏して彼に礼をした。』 エリシャがやってくると、預言者たちは『彼を迎えに行って、地に伏して彼に礼をし』ました。これは崇拝としての礼ではなかったでしょう。単に偉大な預言者に対して敬意を払っただけのことでしょ…

Ⅱ列王記2:15(2024/12/27)

【2:15】『「エリヤの霊がエリシャの上にとどまっている。」と言い、』 エリシャを見た預言者たちは、エリヤの霊をエリシャに見出しました。これは正しい認識だったでしょう。何故なら、エリシャはエリヤが取り去られる出来事を見たからです。そのように…

Ⅱ列王記2:15(2024/12/26)

【2:15】『エリコの預言者のともがらは、遠くから彼を見て、』 ヨルダン川の西側にいたエリコの預言者たちは、切り開かれたヨルダン川から渡ってきたエリヤを見ました。この預言者たちは、エリシャがヨルダン川を切り開いた出来事をまざまざと見ていたか…

Ⅱ列王記2:14(2024/12/25)

【2:14】『「エリヤの神、主は、どこにおられるのですか。」と言い、彼が再び水を打つと、水が両側に分かれたので、エリシャは渡った。』 エリシャがエリヤの外套で水を打っても切り開かれませんでしたから、エリシャは『エリヤの神、主は、どこにおられ…

Ⅱ列王記2:13~14(2024/12/24)

【2:13~14】『引き返してヨルダン川の岸辺に立った。彼はエリヤの身から落ちた外套を取って水を打ち、』 エリヤの外套を拾い上げたエリシャは、自分がそこから歩いてきた『ヨルダン川の岸辺』に引き返しました。そして、そこでエリヤの外套を使い、ヨ…

Ⅱ列王記2:13(2024/12/23)

【2:13】『それから、彼はエリヤの身から落ちた外套を拾い上げ、』 エリヤが天に取り去られた際は、その身から外套が落とされていました。エリヤが、エリシャのためにと、意図的に落としたのでしょうか。それとも意図せず自然に落ちたのでしょうか。どち…

Ⅱ列王記2:12(2024/12/22)

【2:12】『そこで、彼は自分の着物をつかみ、それを二つに引き裂いた。』 エリヤがもう見えなくなったので、エリシャは自分の着物を『二つに引き裂』きました。自分の主人が突如として取り去られたのですから、心が激しい思いに満たされ、着物を引き裂く…

Ⅱ列王記2:12(2024/12/21)

【2:12】『彼はもう見えなかった。』 エリシャはエリヤが天へ上って行く様子を見ていたものの、見えなくなりました。エリシャがどれだけ天へ上るエリヤを見ていたかは分かりません。数十秒だったかもしれませんし、ほんの僅かだった可能性もあり、確かな…

Ⅱ列王記2:12(2024/12/20)

【2:12】『「わが父。わが父。イスラエルの戦車と騎兵たち。」と叫んでいたが、』 エリヤが取り去られるのを見たエリシャは、『わが父。わが父。イスラエルの戦車と騎兵たち。』と叫びましたが、これはどのような意味でしょうか。まず『わが父』とはエリ…

Ⅱ列王記2:12(2024/12/19)

【2:12】『エリシャはこれを見て、』 エリヤが天に取り去られた出来事を、エリシャはその目で見ました。ですから、エリシャがエリヤに求めたことは、エリヤが言った通り、叶えられることとなりました。エリヤはエリシャがこのように取り去りの出来事を見…

Ⅱ列王記2:11(2024/12/18)

【2:11】『エリヤは、たつまきに乗って天へ上って行った。』 こうしてエリヤは、天に上って行きました。つまり、生きながらにして天へと移されました。彼は死を見ることがありませんでした。エリヤは上空に上げられてから、突如であるか徐々に、その身体…

Ⅱ列王記2:11(2024/12/17)

【2:11】 『このふたりの間を分け隔て、』 2人の前に現われた戦車と馬は、2人の間を通り抜け、一緒にいないよう分離させました。これはエリヤとエリシャの運命が異なるからです。エリヤは取り去られるのに対し、エリシャはそのまま残されます。ですか…

Ⅱ列王記2:11(2024/12/16)

【2:11】『なんと、一台の火の戦車と火の馬とが現われ、』 2人が歩き続けていると、『一台の火の戦車と火の馬とが現われ』ます。幻が現われたのではありません。物理的に現実な存在としての戦車と馬が現われたのです。しかし、この2つにおける詳細はよ…

Ⅱ列王記2:11(2024/12/15)

【2:11】『こうして、彼らがなお進みながら話していると、』 10節目で語られていた話の後も、なお話は続いていました。10節目の後に語られていた話がどのようであったかは分かりません。また、2人がどれぐらい進んでいたのかも分かりません。

Ⅱ列王記2:10(2024/12/14)

【2:10】『しかし、もし、私があなたのところから取り去られるとき、あなたが私を見ることができれば、そのことがあなたにかなえられよう。できないなら、そうはならない。」』 エリヤは、エリシャの求めが、場合によって叶えられると答えます。すなわち…

Ⅱ列王記2:10(2024/12/13)

【2:10】『エリヤは言った。「あなたはむずかしい注文をする。』 エリシャは、エリシャの求めが『むずかしい注文』だと言います。これは確かにそうだったでしょう。何故なら、エリヤの霊がエリシャに分け与えられるのは、エリヤにどうかできることではな…

Ⅱ列王記2:9(2024/12/12)

【2:9】『すると、エリシャは、「では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように。」と言った。』 エリヤから何か求めるように命じられたエリシャは、エリヤの『霊の、二つの分け前』を求めました。霊の2つの分け前とは何でしょうか。これ…

Ⅱ列王記2:9(2024/12/11)

【2:9】『エリヤはエリシャに言った。「私はあなたのために何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」』 エリヤは自分が取り去られる前に、エリヤが何かを求めるようにと命じます。エリシャはこれまでずっとエリヤと共にいて…

Ⅱ列王記2:9(2024/12/10)

【2:9】『渡り終わると、』 2人がヨルダン川を『渡り終わる』までにかかった時間は、どれだけだったか分かりません。また、渡っている時に交わされた会話や起きた出来事なども分かりません。2人が歩いている時、50人の預言者はその様子を見ていたと思…

Ⅱ列王記2:8(2024/12/09)

【2:8】『エリヤは自分の外套を取り、それを丸めて水を打った。すると、水は両側に分かれた。それでふたりはかわいた土の上を渡った。』 ヨルダン川の畔に着いたエリヤは、『自分の外套』を打つことにより、ヨルダン川を両側に切り開きました。これは出エ…

Ⅱ列王記2:7(2024/12/08)

【2:7】『ふたりがヨルダン川のほとりに立ったとき、』 エリヤとエリシャがヨルダンに着いた時は、その『ほとり』に立ちました。2人はエリコからヨルダンに行ったのですから、『ヨルダン川のほとり』は川の西だったことが分かります。このヨルダン川は、…

Ⅱ列王記2:7(2024/12/07)

【2:7】『預言者のともがらのうち五十人が行って、遠く離れて立っていた。』 エリヤとエリシャがヨルダンに着くと、『預言者のともがらのうち五十人が』この2人から『遠く離れて立って』いました。これは2人の歩みや振る舞い、また状態を確認しようとす…

Ⅱ列王記2:6(2024/12/06)

【2:6】『エリヤは彼に、「ここにとどまっていなさい。主が私をヨルダンに遣わされたから。」と言った。しかし、彼は言った。「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」こうして、ふたりは進んで行った。』…

Ⅱ列王記2:5(2024/12/05)

【2:5】『エリコの預言者のともがらがエリシャに近づいて来て、彼に言った。「きょう、主があなたの主人をあなたから取り上げられることを知っていますか。」エリシャは、「私も知っているが、黙っていてください。」と答えた。』 先に見たベテルの場合と…

Ⅱ列王記2:4(2024/12/04)

【2:4】『しかし、彼は言った。「主は生きておられ、あなたのたましいも生きています。私は決してあなたから離れません。」こうして、彼らはエリコに来た。』 エリシャはまたもエリヤの求めを拒みます。これはエリアヤが神に忠実であるため、その神に仕え…

Ⅱ列王記2:4(2024/12/03)

【2:4】『それからエリヤは彼に、「エリシャ。ここにとどまっていなさい。主が私をエリコに遣わされたから。」と言った。』 ベテルまで行ったエリヤとエリシャでしたが、エリヤは続いて主により『エリコに遣わされ』ることとなります。このエリコはベテル…