聖書の学び

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2025-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅱ列王記5:10(2025/04/29)

【5:10】『「ヨルダン川へ行って七たびあなたの身を洗いなさい。そうすれば、あなたのからだが元どおりになってきよくなります。」』 エリシャは使いを通して、ナアマンがヨルダン川で七回身を洗うならば清くなると述べました。『七たび』と言われたのは…

Ⅱ列王記5:10(2025/04/28)

【5:10】『エリシャは、彼に使いをやって、言った。』 ナアマンがエリシャの家まで訪れましたから、エリシャは『彼に使いをやって』自分の言葉を言わせました。つまり、エリシャ自身が直にナアマンと会い話したのではありません。しかし、こうするのがエ…

Ⅱ列王記5:9(2025/04/27)

【5:9】『こうして、ナアマンは馬と戦車をもって来て、エリシャの家の入口に立った。』 使いからエリシャの言葉を聞いたイスラエル王は、その言葉通りにナアマンをエリシャのもとに向かわせました。これはエリシャが真の預言者であることを否定できなかっ…

Ⅱ列王記5:8(2025/04/26)

【5:8】『神の人エリシャは、イスラエルの王が服を引き裂いたことを聞くと、王のもとに人をやって言った。「あなたはどうして服を引き裂いたりなさるのですか。彼を私のところによこしてください。そうすれば、彼はイスラエルに預言者がいることを知るで…

Ⅱ列王記5:7(2025/04/25)

【5:7】『しかし、考えてみなさい。彼は私に言いがかりをつけようとしているのだ。」』 イスラエル王は、アラム王が手紙で述べたことを理解できませんでした。そのため、アラム王が『言いがかりをつけようとしている』と結論せざるを得ませんでした。実際…

Ⅱ列王記5:7(2025/04/24)

【5:7】『イスラエルの王はこの手紙を読むと、自分の服を引き裂いて言った。「私は殺したり、生かしたりすることのできる神であろうか。この人はこの男を贈って、らい病を直せと言う。』 イスラエル王はナアマンが持参したアラム王の手紙を読み、その内容…

Ⅱ列王記5:6(2025/04/23)

【5:6】『彼はイスラエルの王あての次のような手紙を持って行った。「さて、この手紙があなたに届きましたら、実は家臣ナアマンをあなたのところに送りましたので、彼のらい病から彼をいやしてくださいますように。」』 ナアマンがイスラエルに出かけた際…

Ⅱ列王記5:5(2025/04/22)

【5:5】『そこで、ナアマンは銀十タラントと、金六千シェケルと、晴れ着十着とを持って出かけた。』 王からイスラエルに行く許可が出ましたから、ナアマンはここで書かれているような贈り物を持って出かけました。これは直してもらったことに対する代価と…

Ⅱ列王記5:5(2025/04/21)

【5:5】『アラムの王は言った。「行って来なさい。私がイスラエルの王にあてて手紙を送ろう。」』 ナアマンから若いイスラエル娘の話したことを聞いたアラム王は、ナアマンがイスラエルに行くよう許可しました。この王はナアマンを重んじていました。です…

Ⅱ列王記5:4(2025/04/20)

【5:4】『それで、ナアマンはその主君のところに行き、イスラエルの地から来た娘がこれこれのことを言いました、と告げた。』 若い娘が女主人に話したことを、ナアマンはその女主人から聞いたことでしょう。その話を、ナアマンは自分の主君に告げ知らせま…

Ⅱ列王記5:3(2025/04/19)

【5:3】『その女主人に言った。「もし、ご主人さまがサマリヤにいる預言者のところに行かれたら、きっと、あの方がご主人さまのらい病を直してくださるでしょうに。」』 イスラエルから捕えられた若い娘は、ナアマンのらい病について知っていたでしょうが…

Ⅱ列王記5:2(2025/04/18)

【5:2】『アラムはかつて略奪に出たとき、イスラエルの地から、ひとりの若い娘を捕えて来ていた。彼女はナアマンの妻に仕えていたが、』 ナアマンの妻には、かつて略奪の際にイスラエルで捕えた若い女が仕えていました。仕えていたのが僕としてであったの…

Ⅱ列王記5:1(2025/04/17)

【5:1】『この人は勇士ではあったが、らい病にかかっていた。』 ナアマンが『勇士』であったのは、神の御恵みによります。神から武勇の力を与えられていたため『勇士』となることができたからです。最近で言えばロンメルとかそういった感じの人物だったの…

Ⅱ列王記5:1(2025/04/16)

【5:1】『その主君に重んじられ、尊敬されていた。主がかつて彼によってアラムに勝利を得させられたからである。』 ナアマンは、主君であるアラム王から『重んじられ、尊敬されてい』ました。それはここで書かれているように、神がナアマンを通しアラムに…

Ⅱ列王記5:1(2025/04/15)

【5:1】『アラムの王の将軍ナアマンは、』 『アラム』とは、イスラエル王国の北東に位置するシリヤ人の国です。このアラムも、古代の他の多くの国々と同様、王制の国でした。この箇所からは、この『アラムの王の将軍ナアマン』にいての話が始まります。ナ…

Ⅱ列王記4:43~44(2025/04/14)

【4:43~44】『しかし、エリシャは言った。「この人たちに与えて食べさせなさい。主はこう仰せられる。『彼らは食べて残すだろう。』」そこで、召使が彼らに配ると、彼らは食べた。主のことばのとおり、それはあり余った。』 とても配り切れないと思っ…

Ⅱ列王記4:43(2025/04/13)

【4:43】『彼の召使いは、「これだけで、どうして百人もの人に分けられましょう。」と言った。』 エリシャが与えるようにと命じたのは『召使い』でした。エリシャには召使いがいました。その数がどれぐらいだったまでは分かりません。多かったかもしれな…

Ⅱ列王記4:42(2025/04/12)

【4:42】『神の人は、「この人たちに与えて食べさせなさい。」と命じた。』 ある人がエリシャのもとに持って来た食物を、エリシャは近くにいた者たちに食べさせるよう命じます。『この人たち』とは、次の節で言われている通り『百人もの人』でした。彼ら…

Ⅱ列王記4:42(2025/04/11)

【4:42】『ある人がバアル・シャリシャから来て、神の人に初穂のパンである大麦のパン二十個と、一袋の新穀とを持って来た。』 エリシャのもとに『大麦のパン二十個と、一袋の新穀とを持って来た』『ある人』が、どのような人であったかは分かりません。…

Ⅱ列王記4:41(2025/04/10)

【4:41】『エリシャは言った。「では、麦粉を持って来なさい。」彼はそれをかまに投げ入れて言った。「これをよそって、この人たちに食べさせなさい。」その時にはもう、かまの中には悪い物はなくなっていた。』 煮物が食べられないと分かりましたから、…

Ⅱ列王記4:40(2025/04/09)

【4:40】『みながその煮物を口にするや、叫んで言った。「神の人よ。かまの中に毒がはいっています。」彼らは食べることができなかった。』 皆が煮物を食べたところ、すぐ食べられないことが分かりました。毒の植物が駄目だったのです。その植物が全てを…

Ⅱ列王記4:39~40(2025/04/08)

【4:39~40】『彼らのひとりが食用の草を摘みに野に出て行くと、野生のつる草を見つけたので、そのつるから野生のうりを前掛けにいっぱい取って、帰って来た。そして、彼は煮物のかまの中にそれを切り込んだ。彼らはそれが何であるか知らなかったから…

Ⅱ列王記4:38(2025/04/07)

【4:38】『預言者のともがらが彼の前にすわっていたので、彼は若い者に命じた。「大きなかまを火にかけ、預言者のともがらのために、煮物を作りなさい。」』 エリシャがギルガルに帰ってからある日のこと、『預言者のともがらが彼の前にすわってい』まし…

Ⅱ列王記4:38(2025/04/06)

【4:38】『この地にききんがあった。』 エリシャがギルガルに帰った頃は、『この地にききんがあ』りました。この飢饉の程度がどれほどかは分かりません。この飢饉は、イスラエル人たちが犯していた偶像崇拝の罪に対する神からの呪いです。律法も教える通…

Ⅱ列王記4:38(2025/04/05)

【4:38】『エリシャがギルガルに帰って来たとき、』 エリシャはカルメル山から、それまでにいた『ギルガルに帰』りました。カルメル山からギルガルまでは南にかなり長い距離が離れています。このギルガルは、エリコから少し東に離れた場所、ヨルダン川の…

Ⅱ列王記4:36~37(2025/04/04)

【4:36~37】『そこで、エリシャは、「あなたの子どもを抱き上げなさい。」と言った。彼女ははいって来て、彼の足もとにひれ伏し、地に伏しておじぎをした。そして、子どもを抱き上げて出て行った。』 もう子どもは生き返りましたから、エリシャは呼び…

Ⅱ列王記4:36(2025/04/03)

【4:36】『彼はゲハジを呼んで、「あのシュネムの女を呼んで来なさい。」と言いつけた。ゲハジが彼女を呼んだので、彼女はエリシャのところに来た。』 神により子どもは完全に生き返りましたから、エリシャはゲハジに女を呼び出させました。この時もやは…