2025-05-01から1ヶ月間の記事一覧
【6:3~4】『すると、そのひとりが、「あなたもどうか、思い切ってしもべたちといっしょに行ってください。」と言ったので、エリシャは、「では、私も行こう。」と言って、彼らといっしょに出かけた。彼らは、ヨルダン川に着くと、木を切り倒した。』 自…
【6:2】『と言うと、エリシャは、「行きなさい。」と言った。』 新しい家をヨルダン川に行き作ろうと提案した預言者のともがらに対し、エリシャは『行きなさい。』と言ってその提案を容認しました。しかし、容認したもののエリシャ自身は行くつもりがなか…
【6:2】『ヨルダン川に行きましょう。そこからめいめい一本ずつ材木を切り出して、そこに、私たちの住む所を作りましょう。」』 預言者のともがらは、もう自分たちの住む場所が狭くなりましたから、ヨルダン川に行って新しく住む場所を作ろうと提案します…
【6:1】『預言者のともがらがエリシャに、「ご覧のとおり、私たちがあなたといっしょに住んでいるこの場所は狭くなりましたので、』 ここでエリシャに話している『預言者のともがら』について詳しいことは分かりません。この人がエリシャに言っている通り…
【5:27】『ナアマンのらい病は、いつまでもあなたとあなたの子孫とにまといつく。」彼は、エリシャの前から、らい病にかかって雪のように白くなって、出て来た。』 ゲハジが嘘をついてまでナアマンの贈り物を受け取りましたから、ゲハジは呪われることと…
【5:26】『今は銀を受け、着物を受け、オリーブ畑やぶどう畑、羊や牛、男女の奴隷を受ける時だろうか。』 エリシャは、ゲハジが『銀を受け、着物を受け』たことでゲハジを責めました。エリシャは贈り物を受け取るため、ナアマンが癒されるようにしたので…
【5:26】『エリシャは彼に言った。「あの人があなたを迎えに戦車から降りて来たとき、私の心もあなたといっしょに行っていたではないか。』 どこにも行っていないと嘘をついたゲハジでしたが、エリシャはその嘘を含め、何もかもをお見通しでした。エリシ…
【5:25】『彼が家にはいって主人の前に立つと、エリシャは彼に言った。「ゲハジ。あなたはどこへ行って来たのか。」彼は答えた。「しもべはどこへも行きませんでした。」』 ゲハジが贈り物をしまい込んでからエリシャの前に立つと、ゲハジはまた嘘をつき…
【5:24】『ゲハジは丘に着くと、それを彼らから受け取って家の中にしまい込み、ふたりの者を帰らせたので、彼らは去って行った。』 丘に着いた際、若い者からゲハジは贈り物を受け取ります。それを『家の中にしまい込』んだのは獲得するためです。そして…
【5:23】『するとナアマンは、「どうぞ。思い切って二タラントを取ってください。」と言って、しきりに勧め、二つの袋に入れた銀二タラントと、晴れ着二着を、自分のふたりの若い者に渡した。それで彼らはそれを背負ってゲハジの先に立って進んだ。』 ナ…
【5:22】『私の主人は私にこう言ってよこしました。『たった今、エフライムの山地から、預言者のともがらのふたりの若い者が私のところにやって来ましたから、どうぞ、彼らに銀一タラントと、晴れ着二着をやってください。』」』 ナアマンと会ったゲハジ…
【5:21~22】『ゲハジはナアマンのあとを追って行った。ナアマンは、うしろから駆けて来る者を見つけると、戦車から降りて、彼を迎え、「何か変わったことでも。」と尋ねた。そこで、ゲハジは言った。「変わったことはありませんが、』 こうしてゲハジ…
【5:20】『そのとき、神の人エリシャに仕える若い者ゲハジはこう考えた。「なんとしたことか。私の主人は、あのアラム人ナアマンが持って来た物を受け取ろうとはしなかった。主は生きておられる。私は彼のあとを追いかけて行き、必ず何かをもらって来よ…
【5:19】『そこでナアマンは彼から離れて、かなりの道のりを進んで行った。』 エリシャからリモン神殿のことで安心するように言われたナアマンは、こうして帰ることとなりました。らい病が癒されるというナアマンの目的は完全に遂げられました。その癒し…
【5:19】『エリシャは彼に言った。「安心して行きなさい。」』 リモン神殿での行為について許しを求めたナアマンに対し、エリシャは『安心して行きなさい。』と答えました。これはナアマンの求めが許容されたと見做していいかもしれません。何故なら、エ…
【5:18】『私がリモンの神殿で身をかがめるとき、どうか、主がこのことをしもべにお許しくださいますように。」』 ナアマンはもう神こそ真の神であると知り、他の神々は偽りに過ぎないと知りました。ですから、偶像崇拝がいけないこともよく分かったはず…
【5:18】『主が次のことをしもべにお許しくださいますように。私の主君がリモンの神殿にはいって、そこで拝む場合、私の腕に寄りかかります。それで私もリモンの神殿で身をかがめます。』 ナアマンの主君であるアラム王は、異教徒であり、偶像崇拝者でし…
【5:17】 『どうか二頭の騾馬に載せるだけの土をしもべに与えてください。しもべはこれからはもう、ほかの神々に全焼のいけにえや、その他のいけにえをささげず、ただ主にのみささげますから。』 ナアマンは異教徒である異邦人でした。ですから、これま…
【5:17】『そこでナアマンは言った。「だめでしたら、』 ナアマンが『だめでしたら』と言ったのは、受け取らせることを諦めたのです。贈り物を受け取らないというエリシャの態度は揺るぎませんでした。もしナアマンがあのシュネム女のように養ったり協力…
【5:16】『神の人は言った。「私が仕えている主は生きておられる。私は決して受け取りません。」それでも、ナアマンは、受け取らせようとしきりに彼に勧めたが、彼は断った。』 エリシャに贈り物を受け取らせようとしたナアマンでしたが、エリシャは受け…
【5:15】『それで、どうか今、あなたのしもべからの贈り物を受け取ってください。」』 ナアマンはらい病から癒されるという大きな恵みを受けましたから、それに対するお礼として用意しておいた『贈り物』をエリシャに受け取らせようとします。このように…
【5:15】『彼の前に来て、立って言った。「私は今、イスラエルのほか、世界のどこにも神はおられないことを知りました。』 ナアマンがエリシャの前に『立って』と書かれているのは、エリシャに対する敬意とか大きな喜びを示しているとも思われます。何故…
【5:15】『そこで、彼はその一行の者を全部連れて神の人のところに引き返し、』 ナアマンはらい病から癒されましたから、御礼をするため、『その一行の者を全部連れて神の人のところに引き返し』ました。ナアマンは将軍という高い地位にあり、王からも重…
【5:14】『すると彼のからだは元どおりになって、幼子のからだのようになり、きよくなった。』 ナアマンがエリシャの言葉通りにしたところ、らい病からすっかり清められることとなりました。ヨルダン川の水にらい病を清める効果があったのではありません…
【5:14】『そこで、ナアマンは下って行き、神の人の言ったとおりに、ヨルダン川に七たび身を浸した。』 僕たちの忠言を聞いたナアマンは、態度を変え、エリシャの言った通りにすることとしました。このような変化は、神がナアマンを癒そうとしておられた…
【5:13】『あの預言者が、もしも、むずかしいことをあなたに命じたとしたら、あなたはきっとそれをなさったのではありませんか。ただ、彼はあなたに『身を洗って、きよくなりなさい。』と言っただけではありませんか。」』 僕たちは、エリシャがただヨル…
【5:13】『「わが父よ。』 ナアマンの僕たちは、『わが父よ。』と言ってナアマンに語りかけます。ナアマンが実際の父だったというのではありません。このように言われたのは、ナアマンが子を父のように治めるごとく僕たちを治める者だったからでしょう。…
【5:13】『そのとき、彼のしもべたちが近づいて彼に言った。』 ナアマンが帰ろうとした際、『彼のしもべたちが近づいて』きました。やはり、ナアマンには部下たちが共にいたのです。ナアマンは将軍という高い地位の者ですから、このような部下が共にいた…
【5:12】 『こうして、彼は怒って帰途についた。』 この通り、ナアマンはエリシャの求めたことが気に入りませんでした。このため、『怒って帰途についた』のです。もしエリシャから言われた通りに行なっていれば癒しが得られたにもかかわらず、です。彼…
【5:12】『ダマスコの川、アマナやパルパルは、イスラエルのすべての川にまさっているではないか。これらの川で洗って、私がきよくなれないのだろうか。」』 ナアマンは、ヨルダン川より『ダマスコの川、アマナやパルパル』で洗って清められることを求め…