聖書の学び

聖書の学び

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅱ列王記8:7~8(2025/07/27)

【8:7~8】『彼に、「神の人がここまで来ました。」という知らせがあった。王はハザエルに言った。「贈り物を持って行って、神の人を迎え、私のこの病気が治るかどうか、あの人を通して主のみこころを求めてくれ。」』 エリシャがダマスコにいるとの知ら…

Ⅱ列王記8:7(2025/07/26)

【8:7】『エリシャがダマスコに行ったとき、アラムの王ベン・ハダデは病気であったが、』 エリシャがある時に行っていた『ダマスコ』は、アラムの首都であり、イスラエルの北東に位置しています。どうしてエリシャがここに行っていたのかは分かりません。…

Ⅱ列王記8:6(2025/07/25)

【8:6】『そこで、王は彼女のためにひとりの宦官に命じて言った。「彼女の物は全部返してやりなさい。それに、彼女がこの地を離れた日から、きょうまでの畑の収穫もみな、返してやりなさい。」』 女の家と畑を没収したのが誰だったかは分かりません。しか…

Ⅱ列王記8:5~6(2025/07/24)

【8:5~6】『彼が王に、死人を生き返らせたあのことを話していると、ちょうどそこに、子どもを生き返らせてもらった女が、自分の家と畑のことについて王に訴えに来た。そこで、ゲハジは言った。「王さま。これがその女です。これが、エリシャが生き返ら…

Ⅱ列王記8:4(2025/07/23)

【8:4】『そのころ、王は神の人に仕える若い者ゲハジに、「エリシャが行なったすばらしいことを、残らず私に聞かしてくれ。」と言って、話していた。』 イスラエル王は、エリシャのこれまでに行なった数々の奇跡がどのようなものか、それをよく知っていた…

Ⅱ列王記8:3(2025/07/22)

【8:3】『七年たって後、彼女はペリシテ人の地から戻って来て、自分の家と畑を得ようと王に訴え出た。』 『七年』が経つと、イスラエルに対する飢饉の呪いは止まりました。神は、もう7年が経てばそれでよいとされたのです。これほど長く飢饉が続いたのは…

Ⅱ列王記8:2(2025/07/21)

【8:2】『そこで、この女は神の人のことばに従って出発し、家族の者を連れてペリシテ人の地に行き、七年間滞在した。』 女は、エリシャが言った通りにし、イスラエルを離れて旅に出ました。『神の人』であるエリシャは、神において語りますから、その語っ…

Ⅱ列王記8:1(2025/07/20)

【8:1】『エリシャは、かつて子どもを生き返らせてやったあの女に言った。「あなたは家族の者たちと旅に立ち、あなたがとどまっていたい所に、しばらくとどまっていなさい。主がききんを起こされたので、この国は七年間、ききんに見舞われるから。」』 エ…

Ⅱ列王記7:17~20(2025/07/19)

【7:17~20】『王が神の人のところに下って行ったとき話した神の人のことばのとおりであった。神の人が王に、「あすの今ごろ、サマリヤの門で、大麦二セアが一シェケルで、上等の小麦粉一セアが一シェケルで売られるようになる。」と言ったとき、侍従…

Ⅱ列王記7:17(2025/07/18)

【7:17】『民が門で彼を踏みつけたので、彼は死んだ。』 門の管理を任された侍従でしたが、そこにいた際、侍従は踏みつけられたので死にました。聖書はただこの侍従が踏みつけられて死んだとだけ述べています。ですから、どのような状況において死んだか…

Ⅱ列王記7:17(2025/07/17)

【7:17】『王は例の侍従、その腕に王が寄りかかっていた侍従を門の管理に当たらせたが、』 穀物が安値で売られるようになった時、イスラエル王は、不信仰なことを口にした侍従を門の管理に当たらせました。王は自分自身の意思でそうするのが良いと思った…

Ⅱ列王記7:16(2025/07/16)

【7:16】『そこで、民は出て行き、アラムの陣営をかすめ奪ったので、主のことばのとおり、上等の小麦粉一セアが一シェケルで、大麦二セアが一シェケルで売られた。』 アラム軍が逃げ去っていたことをイスラエル人は知りましたから、もうアラム軍により攻…

Ⅱ列王記7:14~15(2025/07/15)

【7:14~15】『彼らが二台分の戦車の馬を取ると、王は、「行って、偵察して来なさい。」と命じ、アラムの陣営のあとを追わせた。彼らはアラムのあとを追って、ヨルダン川まで行った。ところが、なんと、道は至る所、アラムがあわてて逃げるとき捨てて…

Ⅱ列王記7:13(2025/07/14)

【7:13】『すると、家来のひとりが答えて言った。「それでは、だれかにこの町に残っている馬の中から五頭だけ取らせ、その者たちを遣わして偵察してみましょう。どうせ彼らはこの町に残っているイスラエルの全民衆と同じめに会い、または、すでに滅ぼさ…

Ⅱ列王記7:12(2025/07/13)

【7:12】『王は夜中に起きて家来たちに言った。「アラムが私たちに対して計ったことをあなたがたに教えよう。彼らは私たちが飢えているのを知っているので、陣営から出て行って野に隠れ、あいつらが町から出て来たら、生けどりにし、それから町に押し入…

Ⅱ列王記7:10~11(2025/07/12)

【7:10~11】『彼らは町に行って、門衛を呼び、彼らに告げて言った。「私たちがアラムの陣営にはいってみると、もう、そこにはだれもおらず、人の声もありませんでした。ただ、馬やろばがつながれたままで、天幕もそっくりそのままでした。」そこで門…

Ⅱ列王記7:9(2025/07/11)

【7:9】『彼らは話し合って言った。「私たちのしていることは正しくない。きょうは、良い知らせの日なのに、私たちはためらっている。もし明け方まで待っていたら、私たちは罰を受けるだろう。さあ、行って、王の家に知らせよう。」』 らい病人たちがアラ…

Ⅱ列王記7:8(2025/07/10)

【7:8】『このらい病人たちは、陣営の端に来て、一つの天幕にはいり、食べたり飲んだりして、そこから、銀や金や衣服を持ち出し、それを隠しに行った。また、戻って来ては、ほかの天幕にはいり、そこから持ち出し、それを隠しに行った。』 アラムの陣営は…

Ⅱ列王記7:6~7(2025/07/09)

【7:6~7】『主がアラムの陣営に、戦車の響き、馬のいななき、大軍勢の騒ぎを聞かせられたので、彼らは口々に、「あれ。イスラエルの王が、ヘテ人の王たち、エジプトの王たちを雇って、われわれを襲うのだ。」と言って、夕暮れになると、彼らは立って逃…

Ⅱ列王記7:5(2025/07/08)

【7:5】『こうして、彼らはアラムの陣営に行こうと、夕暮れになって立ち上がり、アラムの陣営の端まで来た。見ると、なんと、そこにはだれもいなかった。』 4人のらい病人は、何とかして生き延びようとアラムの陣営まで行きました。彼らが『夕暮れになっ…

Ⅱ列王記7:3~4(2025/07/07)

【7:3~4】『さて、町の門の入口に四人のらい病人がいた。彼らは互いに言った。「私たちはどうして死ぬまでここにすわっていなければならないのだろうか。たとい、私たちが町にはいろうと言っても、町はききんなので、私たちはそこで死ななければならな…

Ⅱ列王記7:2(2025/07/06)

【7:2】『「確かに、あなたは自分の目でそれを見るが、それを食べることはできない。」』 侍従が実に不遜なことを言ったので、エリシャは彼に対する宣告の言葉を述べました。エリシャは、この侍従が安値で売られることとなる穀物を見ても決して食べられな…

Ⅱ列王記7:2(2025/07/05)

【7:2】『しかし、侍従で、王がその腕に寄りかかっていた者が、神の人に答えて言った。「たとい、主が天に窓を作られるにしても、そんなことがあるだろうか。」』 神の言葉を告げ知らせたエリシャに対し、王の侍従は実に不遜な言葉を口にしました。この侍…

Ⅱ列王記7:1(2025/07/04)

【7:1】『エリシャは言った。「主のことばを聞きなさい。主はこう仰せられる。『あすの今ごろ、サマリヤの門で、上等の小麦粉一セアが一シェケルで、大麦二セアが一シェケルで売られるようになる。』」』 王から遣わされた使者がエリシャのもとに着くと、…

Ⅱ列王記6:33(2025/07/03)

【6:33】『これ以上、何を私は主に期待しなければならないのか。」』 この時のイスラエルは、あまりの悲惨さにより、苦難の思いが満ちていたでしょう。そういった中で神に対する信仰も弱まっていました。ですから、王から遣わされた使者は『これ以上、何…

Ⅱ列王記6:33(2025/07/02)

【6:33】『「見よ。これは、主からのわざわいだ。』 イスラエル王から遣わされた使者は、その時に起きていた飢饉とアラム軍の包囲を『主からのわざわい』だと言っています。これは正しくその通りでした。イスラエルが罪を犯していたため、呪いとしてその…

Ⅱ列王記6:33(2025/07/01)

【6:33】『彼がまだ彼らと話しているうちに、使者が彼のところに下って来て言った。』 エリシャは、王の遣わした使者が、家の中に入らないことを望みました。ところがエリシャと長老たちがまだ話をしている間に、当の使者がもうエリシャの家に着きました…