Ⅱ列王記
【9:22】『ヨラムはエフーを見ると、「エフー。元気か。」と尋ねた。エフーは答えた。「何が元気か。あなたの母イゼベルの姦淫と呪術とが盛んに行なわれているかぎり。」』 ヨラムはエフーに対し、ごく普通の挨拶をしました。まだこの時はエフーの危なさ…
【9:21】『彼らはイズレエル人ナボテの所有地で彼に出会った。』 イスラエル王ヨラムとユダ王アハズヤは、『ナボテの所有地』で互いに出会いました。神がそのようにされたのです。何故なら、かつてそこではナボテの血が不当に流されたからです。神はナボ…
【9:21】『ヨラムは、「馬をつけよ。」と命じた。馬を戦車につけると、イスラエルの王ヨラムとユダの王アハズヤは、おのおの自分の戦車に乗って出て行き、エフーを迎えに出て行った。』 騎兵が戻らないため、ヨラムが事態を不思議に感じたことは間違いあ…
【9:20】『しかし、車の御し方は、ニムシの子エフーの御し方に似ています。気が狂ったように御しています。」』 見張りが見たところ、車はその御し方からエフーが御していると思われました。この見張りはエフーの御し方をよく知っていたのでしょう。その…
【9:19~20】『そこでヨラムは、もうひとりの騎兵を送った。彼は彼らのところに行って言った。「王が、お元気ですかと尋ねておられます。」すると、エフーは言った。「元気かどうか、あなたの知ったことではない。私のうしろについて来い。」見張りは…
【9:18】『そこで、騎兵は彼を迎えに行って言った。「王が、お元気ですかと尋ねておられます。」エフーは言った。「元気かどうか、あなたの知ったことではない。私のうしろについて来い。」一方、見張りは報告して言った。「使者は彼らのところに着きま…
【9:17】『イズレエルのやぐらの上に、ひとりの見張りが立っていたが、エフーの軍勢がやって来るのを見て、「軍勢が見える。」と言った。ヨラムは、「騎兵ひとりを選んで彼らを迎えにやり、お元気ですかと、尋ねさせなさい。」と言った。』 エフーは軍勢…
【9:16】『それから、エフーは車に乗って、イズレエルへ行った。ヨラムがそこで床についており、ユダの王アハズヤもヨラムを見舞いに下っていたからである。』 こうしてエフーは、ヨラム王を打ち殺し、自分が次のイスラエル王となるべく、イズレエルへ向…
【9:15】『エフーは言った。「もし、これがあなたがたの本心であれば、だれもこの町からのがれ出て、イズレエルに知らせに行ってはならない。」』 エフーを王として宣言した仲間たちに対し、エフーはそのことをイズレエルに知らせに行かないよう命じます…
【9:14~15】『―ヨラムは全イスラエルを率いて、ラモテ・ギルアデでアラムの王ハザエルを防いだが、ヨラム王は、アラムの王ハザエルと戦ったときにアラム人に負わされた傷をいやすため、イズレエルに帰って来ていた。―』 ヨラムはアラム軍を防ぐことが…
【9:14】『こうして、ニムシの子ヨシャパテの子エフーは、ヨラムに対して謀反を起こした。』 エフーがイスラエル王ヨラムに反逆したのは、アハブ家に対して神が呪いを注がれるからでした。エフーは、神が用いられる復讐の道具また武器です。神はこのエフ…
【9:13】『すると、彼らは大急ぎで、みな自分の上着を脱ぎ、入口の階段の彼の足もとに敷き、角笛を吹き鳴らして、「エフーは王である。」と言った。』 エフーが仲間たちに告げたのは、まさしく神からの言葉でした。御言葉は絶対であり、否定することの許…
【9:12】『彼らは言った。「あなたは偽っている。われわれに教えてくれ。」そこで、彼は答えた。「あの男は私にこんなことを言った。『主はこう仰せられる。わたしはあなたに油をそそいでイスラエルの王とする。』と。」』 仲間たちが若者について知って…
【9:11】『すると、エフーは彼らに答えた。「あなたがたは、あの男も、あの男の言ったことも知っているはずだ。」』 若者について何も知らない様子だった仲間たちに対し、エフーは仲間たちが若者もその言ったことも知っているはずだと答えます。普通に考…
【9:11】『エフーが彼の主君の家来たちのところに出て来ると、ひとりが彼に尋ねた。「何事もなかったのですか。あの気違いは何のために来たのですか。」』 若者から重要な事柄を告げ知らされたエフーが仲間のもとに戻ると、仲間たちは何が起きたのか全く…
【9:10】『こう言って彼は戸をあけて逃げた。』 若い者は、エフーに対し伝えるべきことを告げ知らせると、すぐにそこから逃げました。若い者が告げたのは、イスラエル国家に根本から関わるあまりにも重要な内容でした。このため、若い者が反逆を唆す忌ま…
【9:10】『犬がイズレエルの地所でイゼベルを喰らい、だれも彼女を葬る者がいない。』」』 イゼベルの極悪に対し、神はこれから惨めな罰を与えられます。彼女は犬に食われ、その死体は葬られることがないのです。これほど悲惨なことがあるでしょうか。し…
【9:8~9】『それでアハブの家はことごとく滅びうせる。わたしは、アハブに属する小わっぱから奴隷や自由の者に至るまでを、イスラエルで断ち滅ぼし、アハブの家をネバテの子ヤロブアムの家のように、アヒヤの子バシャの家のようにする。』 神が罪深いア…
【9:7】『こうしてわたしは、わたしのしもべである預言者たちの血、イゼベルによって流された主のすべてのしもべたちの血の復讐をする。』 アハブ家の者が打ち殺されるのは、神による復讐でした。かつてイゼベルは預言者たちを大量虐殺しました。それは主…
【9:7】『あなたは、主君アハブの家の者を打ち殺さなければならない。』 神は、エフーに対し、アハブ家の者を打ち殺すよう命令されました。これは神の命令でしたから、エフーはそのようにしなければなりませんでした。しかし、そのようにしても、それは神…
【9:6】『エフーは立って、家にはいった。そこで若い者は油をエフーの頭にそそいで言った。「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。『わたしはあなたに油をそそいで、主の民イスラエルの王とする。』 エフーは家に入り、若い者からの話を聞こうとします…
【9:4~5】『そこで、その若い者、預言者に仕える若い者は、ラモテ・ギルアデに行った。彼が来てみると、ちょうど、将校たちが会議中であった。彼は言った。「隊長。あなたに申し上げることがあります。」エフーは言った。「このわれわれのうちのだれに…
【9:3】『それから、戸をあけて、ぐずぐずしないで逃げなさい。」』 若い者は、エリシャに命じられたことをエフーに告げたら、すぐに逃げて帰らねばなりませんでした。これはエフーに語られるのが神の御言葉だったからでしょう。神の御言葉は絶対です。そ…
【9:1~3】『「腰に帯を引き締め、手にこの油のつぼを持って、ラモテ・ギルアデに行きなさい。そこに行ったら、ニムシの子ヨシャパテの子エフーを見つけ、家にはいって、その同僚たちの中から彼を立たせ、奥の間に連れて行き、油のつぼを取って、彼の頭…
【9:1】『預言者エリシャは預言者のともがらのひとりを呼んで言った。』 エリシャには『預言者のともがら』がおり、その数はかなりいたと思われますが、具体的にどれぐらいがいたかまでは分かりません。エリシャは、しばしば彼らを何かのために使いとして…
【8:29】『ユダの王ヨラムの子アハズヤは、アハブの子ヨラムが病気であったので、彼を見舞いにイズレエルに下って行った。』 まだユダ王になっていなかった頃のアハズヤは、病気にかかっていたイスラエル王ヨラムを見舞うため、イズレエルに行きました。…
【8:29】『ヨラム王は、アラムの王ハザエルと戦ったときにラマでアラム人に負わされた傷をいやすため、イズレエルに帰って来た。』 イスラエル王ヨラムは、アラム人に負わされた傷を癒すためイズレエルまで行きましたが、かなりの深手を負っていた可能性…
【8:28】『彼はアハブの子ヨラムとともに、アラムの王ハザエルと戦うため、ラモテ・ギルアデに行ったが、アラム人はヨラムに傷を負わせた。』 ユダ王アハズヤはイスラエル王ヨラムと共に、アラム王ハザエルと戦っていましたが、ヨラムはアラム軍により傷…
【8:26~27】『彼の母の名はアタルヤといい、イスラエルの王オムリの孫娘であった。彼はアハブの家の道に歩み、アハブの家にならって主の目の前に悪を行なった。彼自身アハブ家の婿になっていたからである。』 ユダ王アハズヤの母は『イスラエルの王オ…
【8:24~26】『彼の子アハズヤが代わって王となった。イスラエルの王アハブの子ヨラムの第十二年に、ユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。アハズヤは二十二歳で王となり、エルサレムで一年間、王であった。』 ユダ王ヨラムが死んでから、イスラエ…