Ⅰ列王記4:27(2023/08/06)
【4:27】
『守護たちは、それぞれ自分の当番月にソロモン王、およびソロモン王の食事の席に連なるすべての者たちのために、食糧を納め、不足させなかった。』
先に見た『十二人の守護』(Ⅰ列王記4:7)たちには、それぞれソロモン王家に食糧を納める当番月が割り当てられていました。ある守護が自分の当番月になると、1か月の間、王家に食糧を納め続けるわけです。これは小学校で、1か月ごとに特定の班が給食係を担当するのとどこか似ています。この守護たちが食糧を『不足させなかった』のは、彼らの忠実さを示しています。忠実でなければ不遜ないい加減さが生じてしまいかねません。忠実であれば悪くならないよう気を付けるのです。守護が納めていた『一日分の食糧』であれば、先の箇所でもう既に見た通りです。その箇所に基づき、1か月分(30日分)の食糧を計算すると、「小麦粉900コル」「大麦粉1800コル」「肥えた牛300頭」「放牧の牛600頭」「羊3000頭」となります。ソロモンが12人の守護たちにそれぞれ当番月を割り振っていたのは、恐らく負担軽減のためだったかもしれません。1年に1度だけ1か月分の食糧を納めるというのであれば、しっかり納められるでしょうし、準備も十分に行なえるでしょう。毎月毎月であれば疲れてしまったり慣れによるマンネリさなどが生じていたかもしれません。ソロモンのことですから、良き知恵の意図をもって、このような月の割り振りとしたのでしょう。