聖書の学び

聖書の学び

Ⅰ列王記5:15(2023/08/18)

【5:15】
『ソロモンには荷役人夫が七万人、山で石を切り出す者が八万人あった。』
 ソロモンは『荷役人夫』も徴用しました。『荷役人夫』とは、木材などを運び出す労働者たちでしょう。彼らが『七万人』徴用されたのは、「7」ですから、彼らが不足ない十分な労働者たちだったことを示しています。つまり、ソロモンは数においても質においてもしっかりとした徴用をしたということです。7万人も荷役人夫が集められたのは、宮建設の工事が非常に大きかったことを意味します。これがもし数か月ぐらいで済む工事であれば、流石にここまで多くの人数は必要なかったことでしょう。しかし、宮の建設にはかなりの年数がかかりました。ですから、『荷役人夫が七万人』徴用されたとしても、多過ぎるということはなかったはずです。寧ろ、その規模と工事の年数を考えるならば、7万人も徴用されたのは妥当だったと言えるでしょう。またソロモンは『山で石を切り出す者』も徴用しました。宮には木材だけでなく石も必要だったからです。宮の礎に使う石は特に重要でした(Ⅰ列王記5:17)。この石は非常に重大な意味を持っています。というのも、石は聖書においてキリストの象徴だからです。今でも聖徒という神殿の礎は、パウロが言った通り、石なるキリストであられます(エペソ2:20)。また『石を切り出す者』の数が『八万人』だったのも、明らかに象徴性があります。聖書において「8」は新生を示します。ですから、『石を切り出す者』が8万人だったのは、石なるキリストにより人は新しく生まれるということを意味しているのでしょう。この石を切り出す労働者たちも、荷役人夫の場合と同じで、非常に多くの人数です。これもやはり宮建設の工事が非常に大規模だったことを示しています。神の神殿が建てられるのは大事業なのです。