聖書の学び

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Ⅰ列王記5:18(2023/08/20)

【5:18】
『ソロモンの建築師と、ヒラムの建築師と、ゲバル人たちは石を切り、宮を建てるために木材と石材とを準備した。』
 『ソロモンの建築師』は、『ヒラムの建築師』および『ゲバル人』と共に宮の工事を行ないました。『ヒラムの建築士』は異邦人だったでしょう。『ゲバル人』も異邦人でした。この『ゲバル人』とはイスラエル人が占領すべき地域にいた異邦人です(ヨシュア13:5)。つまり、彼らは滅ぼされず生き残ったゲバル人の子孫たちです。『ソロモンの建築師』はもちろんイスラエル人だったでしょう。このようにイスラエル人は、宮建設という仕事において異邦人と働きました。イスラエル人が、しかも聖なる宮の工事において、異邦人と共に働いてよかったのかという疑問を持つ人もいるかもしれません。しかし、聖書は異邦人がイスラエル人と共に働いたことについて何も問題視していません。ですから、異邦人も宮のために働いてよかったのです。これは今でも同じことが言えるでしょう。例えば、教会の会堂が建てられる際、牧師はその会堂の建築を未信者しかいない建築企業に頼んでも問題ありません。勿論、その企業がサタン的であったり、不正を働く可能性が高いと分かっていたならば、決して頼むべきではありません。古代の神殿でさえ異邦人が建てて良かったとすれば、今の教会堂は尚のこと聖なる民でない人々に頼んでもよいのです。この通り、神は異邦人も御自分の宮が建設されるために用いられました。これには深い意味があったと考えるべきかもしれません。当時のイスラエル人は、宮は異邦人とあまり関わりがないと考えたかもしれません。しかし神は、やがて異邦人もイスラエル人と共に聖なる宮とされる時代が到来することを知っておられました。ですから、当時においては宮が異邦人とそれほど関連していなかったとしても、将来的には異邦人も宮と強い関わりを持つこととなります。このため、全てを予知しておられる神は、異邦人も宮の建設事業に参加させられたのでしょう。この時に雇われた建築師は、ソロモンの建築師もヒラムの建築師も、どちらも熟練した優れた建築士だったはずです。神の宮という重要極まりない建造物が建てられるのに、最高の建築師が雇われないというのは全く考えられない話だからです。人間の王宮でさえ有名で卓越した建築師が雇われるのですから、尚のこと神の宮は最高の建築師が雇われるべきなのです。