聖書の学び

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Ⅰ列王記8:20~21(2023/10/14)

【8:20~21】
『そして、イスラエルの神、主の名のために、この宮を建て、主の契約が納められている箱のために、そこに一つの場所を設けた。』
 神からイスラエルの王として立てられたソロモンは、聖なる宮を建てました。このためにソロモンは王となるよう神から定められていたのです。この宮の詳細とその建てられた過程は既に見た通りです。ソロモンは『主の名のために』宮を建てました。つまり、自分のため、自分の栄光のため、宮を建てたのではありませんでした。またソロモンは聖なる箱が置かれる至聖所を、宮の中に設けました。至聖所は箱が置かれるためにこそ作られました。宮が作られたならば、その宮には必ず至聖所がなければなりません。至聖所がもしなければ、宮が建てられても意味はありませんでした。それは心臓や顔のない身体が決して生きられないのと似ています。ここで『主の契約』が箱に納められていると言われているのは、契約の言葉の記された律法の板が箱に納められているということです。律法では、この契約の言葉を守り行なうようにと命じられています。『あなたがたは、この契約のことばを守り、行いなさい。あなたがたのすることがみな、栄えるためである。』(申命記29:9)と書かれている通りです。何故なら、神はイスラエルと契約を結ばれたので、契約の民とされた者たちが守るべき律法をお与えになったからです。

 

【8:21】
『その契約は、主が、私たちの先祖をエジプトの地から連れ出されたときに、彼らと結ばれたものである。」』
 神が契約をイスラエルと結ばれたのは、モーセたちがエジプトを出てからでした。ソロモンの時代に至るまで、その契約はずっと保たれていました。ですから、聖なる箱とそこに入っている律法の板も、失われずずっと保たれていたのです。しかし、今やもう箱と2枚の板は失われています。これはもう神とイスラエルとの契約が断ち切られたからなのです。それというのも、ユダヤ人は契約の本体であられるキリストを否んで殺したからです。契約の主を否認したのであれば、どうして契約が今でもイスラエルに保たれているはずがあるでしょうか。