聖書の学び

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Ⅰ列王記20:11(2024/07/13)

【20:11】
『そこでイスラエルの王は答えて言った。「彼にこう伝えてくれ。『武装しようとする者は、武装を解く者のように誇ってはならない。』」』
 ベン・ハダデの使者から言葉を聞いたアハブは、ベン・ハダデの不満を強く感じさせられました。戦いが起こるだろうことは容易に予測できたでしょう。しかし、このような状態になったのは、ベン・ハダデが悪いだけでなく、アハブたちの側にも大きな問題がありました。アハブとイスラエル人たちが偶像崇拝の罪を犯していたため、このようにベン・ハダデから悩まされることとなったからです。神は罪に対して報いられる御方だからです。こうしてアハブは戦うことを決めました。アハブはベン・ハダデから遣わされた使者に答えを返しました。ここでアハブが『武装しようとする者』と言っているのは、ベン・ハダデの軍隊です。もうこれからベン・ハダデが兵士たちに武装させることは明らかだったからです。『武装を解く者』とは、戦いに勝った勝利者のことです。何故なら、勝利者は必ず『武装を解く』ことになるからです。つまり、アハブはここでアラムの兵士たちが勝利したかのように誇るべきでないと言ったのです。これは暗にベン・ハダデが敗北すると告げているのです。何故なら、ベン・ハダデの兵士たちが敗北したならば『武装を解く者のように誇』ることなど出来るでしょうか。決してできないでしょう。ですから、アハブはこのように言うことでベン・ハダデに対し勝利宣言をしているのです。先のアハブは非常な弱気だったのに、ここではかなり強気な態度を示しています。これはアハブが『長老たちや民』からベン・ハダデの求めを拒むよう促されたからです。もし『長老たちや民』から拒むよう促されていなければ、これほどまで強気になれていたかどうかは分かりません。