聖書の学び

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Ⅰ列王記20:13(2024/07/15)

【20:13】
『ちょうどそのころ、ひとりの預言者イスラエルの王アハブに近づいて言った。』
 ベン・ハダデが家来たちを配置に付けた頃、『ひとりの預言者イスラエルの王アハブに近づ』きました。この預言者の名前や詳細はここで何も示されていません。この預言者がアハブに近付いたのは、神からの御言葉をアハブに告げ知らせるためでした。アハブ時代のイスラエルには、このような預言者が多くいました。ここでの『預言者』は、イゼベルに虐殺されなかった預言者の一人です。この時にアハブに近付くようにと、神がこの預言者を虐殺から免れさせ残しておかれたのです。

 

『「主はこう仰せられる。』
 ここで預言者が『主はこう仰せられる。』と言っているのは、語る言葉が神からの言葉であることを証明する定型句でした。預言者が神からの御言葉を語る際は、このような定型句をいつも語っていました。何故なら、それが神からの御言葉であるにもかかわらず神からの御言葉であると示さないのは、望ましくないからです。皇帝や天皇からの言葉を誰かが告げ知らせるならば、それが皇帝や天皇からの言葉であると聞く人に対し示さないのは、かなりまずいはずです。であれば神の御言葉は尚のこと神からの御言葉であると示さないのは、まずいことなのです。イスラエルには、それが本当は神からの御言葉でないにもかかわらず、『主はこう仰せられる。』と言う者もいました。そのようにして自分の言葉を神からの御言葉であると見せかけるのは、致命的に最悪でした。そのようにする者は偽預言者であり、忌まわしい存在でした。この箇所で『主はこう仰せられる。』と言っている『ひとりの預言者』は、偽預言者でなく真の預言者でした。