【21:1】
『このことがあって後のこと。イズレエル人ナボテはイズレエルにぶどう畑を持っていた。それはサマリヤの王アハブの宮殿のそばにあった。』
『このこと』すなわち預言者が神からの御言葉をアハブに告げ知らせ、アハブがサマリヤに着いたことから『後のこと』が、これから書かれています。この『後』がどれぐらいの時間だったかは分かりません。この箇所から新しい章が始まるのは適切な区切りでした。聖書の章と節における区切りは人間が勝手に割り振った霊感されていない区切りですから、適切でなければ問題視しても罪にはなりません。
ここで書かれている『イズレエル』とはイスラエル王国の場所であり、それはティルツァから30kmほど北に位置しています。この『イズレエル』にいた『イズレエル人ナボテ』はイスラエル人です。この『イズレエル』はイッサカル族の相続地でしたから、ナボテはイッサカル族だったはずです。このナボテは『イズレエルにぶどう畑を持っていた』のですが、これは先祖からナボテが受け継いだ地所でした。神がその御恵みにより、この場所をナボテに与えて下さったのです。その『ぶどう畑』は『サマリヤの王アハブの宮殿のそばにあった』のですが、これは神の定めによりこうなっていたのです。神がナボテの畑をアハブ宮殿の側に置いておられたのは、これから起こる出来事が聖書において書き記されるためでした。