【21:21~22】
『今、わたしはあなたにわざわいをもたらす。わたしはあなたの子孫を除き去り、アハブに属する小わっぱも奴隷も、自由の者も、イスラエルで断ち滅ぼし、あなたの家をネバテの子ヤロブアムの家のようにし、アヒヤの子バシャの家のようにする。それは、あなたがわたしの怒りを引き起こしたその怒りのため、イスラエルに罪を犯させたためだ。』
神が、アハブに対する罰を告げておられます。アハブはその犯した罪のため、自分に属する者をも不幸にすることとなりました。すなわち、アハブに属する者は全て罰され除き去られるのです。これは神が契約的な御方だからです。アハブに属する者は、アハブの部分また延長です。本体であるアハブが神により呪われます。であれば、本体であるアハブに属する部分また延長も呪われるわけです。このようにして神はアハブに対する報いがどのようであるか示されました。
神がアハブにこのような『わざわいをもたらす』のは、決して理由なきことではありませんでした。その理由として、ここでは2つが示されています。まず一つ目は、アハブが神の『怒りを引き起こした』からです。アハブはその罪により神を怒らせました。ですから、神の怒りによりアハブは罰せられねばなりません。二つ目は、アハブが『イスラエルに罪を犯させたため』です。アハブは自分が罪を犯すだけでなく、自分の支配する民衆にも罪を犯させました。これは神の御心に適わないため、アハブは報いを受けなければならないのです。もしアハブが罪を犯していなければ、このような『わざわい』は注がれなかったことでしょう。ですから、アハブに悲惨が齎されるのはアハブの自業自得だったわけです。