聖書の学び

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Ⅰ列王記22:2~3(2024/09/11)

【22:2】
『しかし、三年目になって、ユダの王ヨシャパテがイスラエルの王のところに下って来ると、』
 アラムとイスラエルが平和になってから『三年目』になると、『ユダの王ヨシャパテがイスラエルの王のところに下って来』ました。『ヨシャパテ』はユダ王国における4代目の王です。治世の期間は、アハブとほぼ変わりません。支配していた時期もだいたい同じであり、紀元前870年頃~850年頃です。後の箇所を見るならば、ヨシャパテは平和なことでイスラエルに来たのでしょう。この時のイスラエルとユダには平和な状態があったのです。

 

【22:3】
イスラエルの王は自分の家来たちに言った。「あなたがたは、ラモテ・ギルアデが私たちのものであることを知っているではないか。それなのに、私たちはためらっていて、それをアラムの王の手から奪い返していない。」』
 ヨシャパテがイスラエルに来ると、アハブは『家来たちに』『ラモテ・ギルアデ』のことで話しました。この『ラモテ・ギルアデ』はマナセ族に与えられた相続地でした。しかし、その場所はアラムの王に奪われ、ずっと奪われたままの状態が続いていました。本来であればこのラモテ・ギルアデはイスラエルのものです。このことは家来たちが『知っている』ことでした。今の日本で言えば、北方領土問題を日本人が誰でも知っているようなものでしょうか。このラモテ・ギルアデはイスラエル王国の北東にあります。アハブはこのラモテ・ギルアデを、『アラムの王の手から奪い返し』たい思いがありました。この時にはユダ王ヨシャパテも来たことですから、ユダに協力をお願いして『奪い返し』たいと思い、そのことで家来たちに話したのでしょう。つまり、アハブは『ラモテ・ギルアデ』のことで『家来たち』に相談したわけです。王がこのように家来に相談するのは普通であり、アハブも例外ではありませんでした。