【22:10】
『イスラエルの王と、ユダの王ヨシャパテは、おのおの王服を着て、サマリヤの門の入口にある打ち場の王の座に着き、預言者はみな、ふたりの前で預言していた。』
アハブとヨシャパテは、『サマリヤの門の入口にある打ち場の王の座に着』いて、預言を聞いていました。『門』とは古代において今で言えば法廷の場所でした。そこでいつも公的な裁判が行なわれていたのです。しかし、この時は裁判のために集まったのではありません。この時は、預言を聞くために、この場所を用いていただけです。この時にアハブとヨシャパテは『おのおの王服を着て』いましたが、これはこの時に行なわれている営みが公的な営みだったからです。公的であれば『王服』を着るのが望ましいのです。私服では相応しくなかったでしょう。この場において『預言者はみな、ふたりの前で預言していた』のです。約400人もの預言者が、一つの場所で預言していたのは、今であれば想像することさえ難しい光景です。私たちがその光景を見たくても決して見れません。しかし、この時代はまだそういった光景が普通に見られたことでしょう。