聖書の学び

聖書の学び

Ⅰ列王記22:24~25(2024/10/01)

【22:24】
『すると、ケナアナの子ゼデキヤが近寄って来て、ミカヤの頬をなぐりつけて言った。「どのようにして、主の霊が私を離れて行き、おまえに語ったというのか。」』
 ミカヤの発言を聞いたゼデキヤは、その発言を不快に思いました。何故なら、その発言を聞いたゼデキヤは、『主の霊が私を離れて行き、お前に語った』と感じたからです。預言者は自分が神の預言者だという強い自負を持っています。ですから、自分の預言が偽りであるなどと言われるのは耐え難いことなのです。それは預言者にとり、自分の存在を否定されるのも同然です。ですから、ゼデキヤはミカヤの発言を冒涜的だと見做したかもしれません。そのためでしょう、ゼデキヤは『ミカヤの頬をなぐりつけ』ました。これはゼデキヤの憤りによる行動です。しかし、ゼデキヤはミカヤの発言に関して何も分かっていませんでした。ですから、ゼデキヤがミカヤを殴ったのは完全な間違いでした。

 

【22:25】
ミカヤは答えた。「いまに、あなたが奥の間にはいって身を隠すときに、思い知るであろう。」』
 ゼデキヤに殴られたミカヤは、臆することなくゼデキヤに答えます。ここでミカヤが言っているのは、どういう意味なのでしょうか。『奥の間にはいって身を隠すとき』とは、ゼデキヤが自分の家に帰って奥の部屋に行くという意味だと考えられます。その頃には、ミカヤが言ったようにアハブは戦場で死ぬこととなります。ですから、その時においてゼデキヤはミカヤの言葉が正に真実だったことを『思い知る』のです。