【22:46】
『彼は、父アサの時代にまだ残っていた神殿男娼をこの国から除き去った。』
ヨシャパテが王になるまで、ユダ王国にはまだ『神殿男娼』が残っていました。この神殿男娼とは、神殿の場所にいて、聖なる口実を設けて事に及ぼうとする腐った者どもです。この者たちは、不品行の罪を聖なる儀式に偽装させます。このため、純粋で素直な女性たちは騙されて罪の交わりに進んでしまうのです。この『神殿男娼』が、この時のユダにどれぐらい存在したかは分かりません。かなり存在していたかもしれません。この存在はユダヤだけでなく、他の国々でも見られた一般的な存在でした。しかし、ヨシャパテはこの神殿男娼をユダの中から『除き去』りました。死刑にしたのか、追放したのか、職を奪い取ったのか、どのようにして除き去ったかは分かりません。いずれにせよ、ヨシャパテはこの腐敗者たちを、ユダの国から全く除き去ったはずです。このようにヨシャパテがしたのは正しいことでした。何故なら、神殿男娼は神の御心に適わず、ユダヤの国に決して存在するべきではないからです。ヨシャパテは『高き所を取り除かなかった』のですから、この点で非難されるべきですが、しかし神殿男娼を除き去った点は非常に良いことでした。『父アサの時代に』まだ神殿男娼が残っていたというのは、ユダ王国の堕落性をまざまざと示しています。もし本当に聖く正しく歩んでいたとすれば、ユダ王国にこのような存在は少しも見られなかったはずだからです。