【2:12】
『そこで、彼は自分の着物をつかみ、それを二つに引き裂いた。』
エリヤがもう見えなくなったので、エリシャは自分の着物を『二つに引き裂』きました。自分の主人が突如として取り去られたのですから、心が激しい思いに満たされ、着物を引き裂くこととなったわけです。古代イスラエル社会では、心が激しい思いで揺り動かされた場合、このように着物を引き裂くことも珍しくありませんでした。それはイスラエル社会で象徴性が重視されていたからです。今の日本で言えば、どのような振る舞いがこれに似ているでしょうか。頭をぐしゃぐしゃにし、地面にうずくまり、呻き声を出す、というのがこれに似ているでしょう。