Ⅱ列王記5:8(2025/04/26)
【5:8】
『神の人エリシャは、イスラエルの王が服を引き裂いたことを聞くと、王のもとに人をやって言った。「あなたはどうして服を引き裂いたりなさるのですか。彼を私のところによこしてください。そうすれば、彼はイスラエルに預言者がいることを知るでしょう。」』
イスラエル王がアラム王の手紙を読んで服を引き裂いたことは、エリシャも知ることとなりました。どのような形でエリシャが知ることになったかは分かりません。エリシャは『王のもとに人をやって』、ナアマンを自分のもとによこすよう要請します。そうすればナアマンは『イスラエルに預言者がいることを知る』からです。何故なら、神がエリシャを通してナアマンを癒して下さることを、もう既にエリシャは知っていたからです。そのような癒しが与えられるなら、ナアマンはエリシャを真の預言者だと認めざるを得ないのです。ここでエリシャはイスラエル王に対し、あたかも「私がイスラエルにいることを知らなかったのですか。」とでも言おうとしているかのようです。恐らく、イスラエル王はエリシャのことを知らなかったか、全く知らないわけではなかったもののすっかり忘れていたのでしょう。