【5:15】
『彼の前に来て、立って言った。「私は今、イスラエルのほか、世界のどこにも神はおられないことを知りました。』
ナアマンがエリシャの前に『立って』と書かれているのは、エリシャに対する敬意とか大きな喜びを示しているとも思われます。何故なら、ただ「彼の前に来て言った。」とだけ書かれているのではないからです。『立って』という言葉が入っているのは、恐らく特別な意味を持っているのだと考えられます。このように引き返したナアマンは、神に対する信仰をエリシャの前で告白しました。ナアマンは、ただイスラエルで崇められている神だけが真の神であると知ったからです。何故なら、らい病を癒せるような御方が真の神であると考えないほどナアマンは愚鈍な者でなかったからです。確かに、らい病を癒せるような存在はまさしく神であられます。他の神々は偽りの神々ですから、らい病を癒すことなど決して出来ないのです。確かにナアマンがここで言っている通り、『イスラエルのほか、世界のどこにも神はおられない』のです。イスラエル人が拝んでいた神は、私たちクリスチャンが拝む神と同一の御方です。古代ユダヤ人とクリスチャンの神以外に神は全く存在していません。