Ⅱ列王記6:19(2025/06/13)
【6:19】
『エリシャは彼らに言った。「こちらの道でもない。あちらの町でもない。私について来なさい。あなたがたの捜している人のところへ連れて行ってやろう。」こうして、彼らをサマリヤへ連れて行った。』
盲目状態とされたアラムの兵士たちを、エリシャが導き、サマリヤの町まで連れて行きました。アラム兵たちは目が見えませんでしたから、エリシャが導くままに進むしかなかったでしょう。エリシャを捕まえたり攻撃しようにも、目が見えないのですから、無理な話でした。もしエリシャを盲目状態でありながら攻撃しようとすれば、誤って仲間たちを攻撃する恐れもあったのです。ここでエリシャが『あなたがたの捜している人』と言っているのは、イスラエル王のことです。確かにアラム人はイスラエル王を捜していたでしょう。もしイスラエル王を捕えることでもできれば、イスラエルとの戦いに勝ち、侵略することができるからです。しかし今回の場合、アラム人たちが捜していたのはエリシャでした。それなのにアラム人たちは、この時であれば直接的な目的でないイスラエル王のもとに連れて行かれることとなったのです。