聖書の学び

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Ⅱ列王記6:25(2025/06/21)

【6:25】
『そのころ、サマリヤには、ひどいききんがあった。そのうえ、彼らが包囲していたので、ろばの頭一つが銀八十シェケルで売られ、鳩の糞一カブの四分の一が銀五シェケルで売られるようになった。』
 サマリヤはアラム軍に包囲されていましたから、外部から食料を調達できず、そのため『ひどいききん』が生じていました。古代の戦争において、包囲するというのは、ただ包囲しているだけでも、大きな効果を齎す戦法でした。包囲していれば、このように食料が得られないため、徐々に飢饉が生じるのです。飢饉が嫌ならば包囲されている者たちは降伏するかもしれません。降伏したならば、それはそれで奴隷にできるため、包囲している側にとって良いことになります。たとえ抵抗して戦いに挑んだとしても、包囲している側が圧倒的に有利な状態でいられます。この時のサマリヤの場合、降伏はせず、かといって戦おうともしませんでした。そのため、サマリヤの内部では飢饉が生ぜざるを得ませんでした。すると、サマリヤでは食糧不足ですから、本来であれば食べないようなものさえ、しかも高額で売られることとなりました。『ろばの頭』は、普通であれば食用として使わないでしょう。『鳩の糞』は、そもそも食べ物でさえありませんし、食べれば病気や感染の恐れさえあります。しかし、飢饉の状態であれば、このようなものさえ食べざるを得なくなるのです。こうなったのも、全てはイスラエルに酷い罪があったからです。その罪に神が呪いを注がれたので、こういった飢饉となったわけです。もしイスラエルが罪を犯していなければ、決してこんな状況にはならなかったことでしょう。