Ⅱ列王記7:9(2025/07/11)
【7:9】
『彼らは話し合って言った。「私たちのしていることは正しくない。きょうは、良い知らせの日なのに、私たちはためらっている。もし明け方まで待っていたら、私たちは罰を受けるだろう。さあ、行って、王の家に知らせよう。」』
らい病人たちがアラム陣営に着いた日は『良い知らせの日』でした。アラム軍が逃げ去っていたのは、つまりイスラエルが安全な状態になったことを意味するからです。これはイスラエルにとり何と幸いな知らせでしょうか。ところが、らい病人たちは、その『良い知らせ』をイスラエルに告げるのを『ためらってい』ました。何故なら、もしそのことを告げたならば、財宝や衣服を持ち出して自分たちの所有とすることはもうできなくなるからです。国にアラム陣営のことを告げるまでは、陣営から取って得た物を所有し続けることができたでしょう。らい病人たちがイスラエルにアラム陣営のことを知らせるべきなのは明らかでした。もしそのことを知らせなければ、サマリヤはずっと飢饉に悩まされ続けますから、また女たちの子どもが食べられるという事態さえ生じかねません。しかし、らい病人たちはそれを国に知らせていませんでしたから、『私たちのしていることは正しくない』と言いました。もしそのままアラム陣営から戦利品を取り続けて『明け方』となったら、らい病人たちは『罰を受ける』ことになります。その場合、らい病人たちは国のことを思わない非愛国的な者であることになるからです。ですから、そのような罰を避けるため、彼らは王の家にアラム陣営に関する『良い知らせ』を告げることとしました。