聖書の学び

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Ⅱ列王記7:13(2025/07/14)

【7:13】
『すると、家来のひとりが答えて言った。「それでは、だれかにこの町に残っている馬の中から五頭だけ取らせ、その者たちを遣わして偵察してみましょう。どうせ彼らはこの町に残っているイスラエルの全民衆と同じめに会い、または、すでに滅ぼされたイスラエルの全民衆と同じめに会うのですから。」』
 自分の推測を勝手に事実とした王でしたが、思慮深い『家来のひとり』は、まず偵察をしてみるべきだと提案しました。まず見て確かめたほうがよい、というわけです。ここでその家来が言っている『この町』とはサマリヤです。サマリヤには残されたままの馬がいました。家来はその『馬の中から五頭だけ取らせ』、偵察のため使うべきだと言います。馬の数が『五頭』だったのは、多すぎることも少なすぎることもないようにするためでしょう。偵察に遣わされる『その者たち』とは、サマリヤにいた誰かなのでしょうが、詳細はよく分かりません。このように偵察を遣わしても、遣わされた使者たちにリスクはほぼ0も同然でした。何故なら、たとえ偵察に行かなかったとしても、結局は飢饉かアラムの攻撃により死ぬこととなるからです。もしアラムに罠を仕掛けられたというイスラエル王の推測が本当であったとすれば、偵察に遣わされた使者たちはアラム軍に捕えられ処刑されるかもしれませんが、たとえそうなっても、少し死ぬのが早くなるだけなのです。この箇所の後半部分から分かる通り、この時にはもう『すでに滅ぼされたイスラエル』の人々がいました。アラム軍はサマリヤを包囲するよりも前に、どれぐらいだったかは分かりませんが、イスラエルの地域を多かれ少なかれ攻略していたのです。