【9:11】
『エフーが彼の主君の家来たちのところに出て来ると、ひとりが彼に尋ねた。「何事もなかったのですか。あの気違いは何のために来たのですか。」』
若者から重要な事柄を告げ知らされたエフーが仲間のもとに戻ると、仲間たちは何が起きたのか全く分かっていない様子でした。それもそのはずでしょう、仲間たちに何が起きたのか知られないため、若い者はエフーと二人きりになったのですから。この仲間たちは何が起きたのか全く知らなかったため、若者を『気違い』だと言いました。若者はいきなりエフーを訪ねてきたうえ、油まで持ってきたのですから、彼らは若者を異常な者と認識するしかなかったのです。しかし、実際は神の人エリシャから聖なる任務として遣わされていたのですから、若者におかしい点などは全くありませんでした。