聖書の学び

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Ⅱサムエル24:25(2023/06/18)

【24:25】
『こうしてダビデは、そこに主のために祭壇を築き、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげた。』
 このようにしてダビデは自分で買い取った場所と動物を使い、犠牲を神に捧げました。この時に捧げられた犠牲がどれだけだったかはよく分かりません。それが多かったにせよ少なかったにせよ、ダビデが心からしっかり捧げたことは間違いありません。この義性が捧げられたことにより、ダビデが犯した人口調査の大きな罪は全く清められました。何故なら、この義性はイエス・キリストという真の犠牲を示していたからです。使徒ヨハネが言っている通り、『御子イエスの血はすべての罪から私たちをきよめ』るのです。ダビデは『民を打っている御使いを見たとき』(Ⅱサムエル24章17節)から間もなく『エブス人アラウナの打ち場に上って行って』(Ⅱサムエル24章18節)、その『打ち場を買って』(Ⅱサムエル24章21節)、すぐにも犠牲を捧げました。つまり、ダビデは疫病の災いが下されてから三日目にこの義性を捧げました。『国に疫病がある』(Ⅱサムエル24章13節)のは『三日間』なのですから、これが三日目以降に行なわれたと考えることはできません。