聖書の学び

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2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記7:47~48(2023/09/30)

【7:47】『ソロモンは、この用具があまりにも多かったので、みなそれを量らないままにしておいた。青銅の重さは量られなかった。』 ソロモンは、宮と宮に関する物をしっかり記録させていました。宮の建設は国家事業だったのですから、詳細に記録するのは…

Ⅰ列王記7:45~46(2023/09/29)

【7:45~46】『ヒラムがソロモン王の注文により主の宮のために作ったすべての用具は、みがきをかけた青銅であった。王は、ヨルダンの低地、スコテとツァレタンとの間の粘土の地で、これらを鋳造した。』 ヒラムがこれらの物を作るために使われたのは『…

Ⅰ列王記7:41~45(2023/09/28)

【7:41~45】『すなわち、二本の柱と、二本の柱の頂にある丸い柱頭、および、柱の頂にある丸い二つの柱頭をおおう二つの格子網、また、二つの格子網に取りつけた四百のざくろ、すなわち、柱の先端にある丸い二つの柱頭をおおうそれぞれの格子網のため…

Ⅰ列王記7:40(2023/09/27)

【7:40】『さらに、ヒラムは灰つぼと十能と鉢を作った。』 ヒラムは更に『灰つぼと十能と鉢』をも作りました。ヒラムが作ったといっても、確かにヒラムが作ったものの、それはヒラム自身の力によりません。何故なら、ヒラムに青銅細工の賜物を与えたのは…

Ⅰ列王記7:39(2023/09/26)

【7:39】『彼はその台の五個を神殿の右側に、五個を神殿の左側に置き、海を神殿の右側、すなわち、東南の方角に置いた。』 作られた10個の台は、そのうち5個が宮の右側、別の5個が宮の左側に置かれました。これは利便性と外観のためだったはずです。…

Ⅰ列王記7:38(2023/09/25)

【7:38】『ついで、彼は青銅で十個の洗盤を作った。洗盤の容量はそれぞれ四十バテ、それぞれ直径四キュビトであった。洗盤は、一つの台の上に一つずつ、十個の台の上にあった。』 ソロモンは、ヒラムに『洗盤』をも作らせました。その洗盤もやはり『青銅…

Ⅰ列王記7:34~37(2023/09/24)

【7:34~37】『それぞれ台の四隅には四本のささえがあり、ささえと台とは一体をなしていた。台の上部には高さ半キュビトの丸い部分が取り巻いており、その台の上のささえと鏡板とは一体をなしていた。そのささえの表面と鏡板には、それぞれの場所に、…

Ⅰ列王記7:31~33(2023/09/23)

【7:31~33】『洗盤の口はささえの内側にあって、一キュビト上に出ており、その口は丸く、花模様の細工があって、一キュビト半あり、また、その口の上にも彫刻がしてあり、わくの鏡板は四角で、丸くなかった。鏡板の下には四つの車輪があり、車軸は台…

Ⅰ列王記7:28~30(2023/09/22)

【7:28~30】『この台の構造は次のとおり。台には鏡板があり、鏡板はわくにはまっていた。わくにはめられている鏡板の上には、雄獅子と牛とケルビムとがあり、雄獅子と牛の上と下にあるわくの表面には花模様が鋳込んであった。それぞれ台には青銅の車…

Ⅰ列王記7:27(2023/09/21)

【7:27】『彼は青銅で十個の台を作った。おのおのの台は長さ四キュビト、幅四キュビト、高さ三キュビトであった。』 ソロモンは、この細工師ヒラムに『台』も作らせました。この通り、ヒラムはもちろん協力者や助手などもいたかもしれませんが、ただ一人…

Ⅰ列王記7:23~26(2023/09/20)

【7:23~26】『それから、鋳物の海を作った。縁から縁まで十キュビト。円形で、その高さは五キュビト。その周囲は測りなわで巻いて三十キュビトであった。その縁の下に沿って、ひょうたん模様が回りを取り巻いていた。すなわち、一キュビトにつき十ず…

Ⅰ列王記7:15~22(2023/09/19)

【7:15~22】『彼は青銅で二本の柱を鋳造した。その一本の柱の高さは十八キュビト。周囲は他の柱といっしょに、ひもで測って十二キュビトであった。彼は青銅で鋳造した二つの柱頭を作り、柱の頂に載せた。一つの柱頭の高さは五キュビト、もう一つの柱…

Ⅰ列王記7:12~14(2023/09/18)

【7:12】『大庭の周囲には、三段の切り石と一段の杉角材とが使われ、主の宮の内庭や、神殿の玄関広間と同じであった。』 宮の『大庭』は『三段の切り石と一段の杉角材』で仕切られていました。これらもやはり巧みに切り揃えられた高価な石材と杉材だった…

Ⅰ列王記7:10~11(2023/09/17)

【7:10~11】『礎は高価な石、大きな石で、十キュビトも八キュビトもあった。その上には寸法どおりの切り石、高価な石と杉材が使われていた。』 ここまでに示された建造物の『礎は高価な石』で作られましたが、その礎が実際にどれぐらいの価値だったか…

Ⅰ列王記7:8(続き)~9(2023/09/16)

【7:8】『また、ソロモンは、彼がめとったパロの娘のためにも、この広間と同じような家を建てた。』 先に見たように、ソロモンは『パロの娘』を妻として娶りましたが、ソロモンはこの妻のためにも自分の家と同じような家を作り与えました。ソロモンが自分…

Ⅰ列王記7:7~8(2023/09/15)

【7:7】『彼はまた、さばきをするための王座の広間、さばきの広間を造り、床の隅々から天井まで杉材を張りつめた。』 ソロモンは『さばきの広間』すなわち『王座の広間』をも造りました。この広間は先に見た柱の広間のすぐ右に隣接しており、左にはソロモ…

Ⅰ列王記7:4~6(2023/09/14)

【7:4~5】『戸口は三列、三階になって、向かい合っていた。戸口のとびらと戸口の柱とはすべて四辺形で、三階になって向かい合っていた。』 レバノン宮殿にあった『戸口は三列』でしたが、これは先に見た15本ずつ並んでいる3列の柱と関連しているので…

Ⅰ列王記7:2(続き)~3(2023/09/13)

【7:2】 『その長さは百キュビト、幅は五十キュビト、高さは三十キュビトで、』 レバノン宮殿の『長さは百キュビト、幅は五十キュビト、高さは三十キュビト』であり、これはつまり長さ44m、幅22m、高さ13.2mです。これはかなり大きい建物だっ…

Ⅰ列王記7:1~2(2023/09/12)

【7:1】『ソロモンは自分の宮殿を建て、十三年かかって宮殿全部を完成した。』 ソロモンは、主の宮以外に『自分の宮殿』をも作りました。どちらも「宮」と呼ばれますが、ソロモンのほうは王宮であり、宗教的な建物ではありません。ソロモンは王でしたから…

Ⅰ列王記6:37~38(2023/09/11)

【6:37】『第四年目のジブの月に、主の神殿の礎を据え、』 先に見た通り、宮の工事はソロモンが王になって『第四年目』から始まりました。これは3年が経過してから工事を始めたということです。つまり、ソロモンは王として十分に認知される期間が過ぎて…

Ⅰ列王記6:36(2023/09/10)

【6:36】『それから、彼は、切り石三段、杉角材一段の仕切りで内庭を造った。』 宮には『内庭』も作られました。この内庭には、異邦人も入ることができました。そこには犠牲のための祭壇があります。ユダヤ人はそこに犠牲の動物を連れて来て、祭司に生贄…

Ⅰ列王記6:33~35(2023/09/09)

【6:33~35】『同じように、本堂の入口にも四角形のオリーブ材の戸口の柱を作った。もみの木の二つのとびらである。一方のとびらの二枚の戸は折りたたみ戸、片方のとびらの二枚の戸も折りたたみ戸であった。彼はケルビムと、なつめやしの木と花模様を…

Ⅰ列王記6:31~32(2023/09/08)

【6:31~32】『彼は内堂の入口を、オリーブ材のとびらと五角形の戸口の柱で作った。二つのオリーブ材のとびらである。彼はその上に、ケルビムの彫刻と、なつめやしの木と花模様を彫り、金をかぶせた。ケルビムと、なつめやしの木の上に金を延ばしつけ…

Ⅰ列王記6:29~30(2023/09/07)

【6:29】『神殿の周囲の壁には、すべて、奥の間も外の間も、ケルビムの彫刻、なつめやしの木と花模様の彫り物を彫った。』 宮の壁はどこも柄が刻まれていました。つまり、宮の壁は単純な外観ではありませんでした。ちょうど人間の顔がのっぺらぼうのよう…

Ⅰ列王記6:27(続き)~28(2023/09/06)

【6:27】 『ケルビムの翼は広がって、一つのケルブの翼は一方の壁に届き、もう一つのケルブの翼はもう一方の壁に届き、また彼らの翼は神殿の真中に届いて翼と翼が触れ合っていた。』 2人のケルビムの翼は、閉じておらず、広げられていました。その広が…

Ⅰ列王記6:25~27(2023/09/05)

【6:25~26】『他のケルブも十キュビトあり、両方のケルビムは全く同じ寸法、同じ形であった。一方のケルブは高さ十キュビト、他方のケルブも同じであった。』 至聖所に置かれたケルブは2人でした。1人だけでなく2人以上でもありませんでした。これ…

Ⅰ列王記6:23(続き)~24(2023/09/04)

【6:23】(続き)『その高さは十キュビトであった。』 ケルビムの高さは『十キュビト』すなわち4.4mでした。至聖所の高さが『二十キュビト』(Ⅰ列王記6:20)でしたから、ケルビムの高さはその半分です。このケルビムは見る者を圧倒させたに違い…

Ⅰ列王記6:23(2023/09/03)

【6:23】『内堂の中に二つのオリーブ材のケルビムを作った。』 至聖所の中には『ケルビム』の像も作られました。このケルビム像は、最高の技術を持つ芸術家か職人が、最高の素材を使い、作り上げたことでしょう。誰がこのことを疑うでしょうか。このケル…

Ⅰ列王記6:20~22(2023/09/02)

【6:20】『内堂の内部は、長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ二十キュビトで、』 ここでは内堂すなわち至聖所の大きさが精確に示されています。Ⅰ列王記の記者は、残されていた宮の正式な記録か口伝の記録により、至聖所の大きさをここで書いたので…

Ⅰ列王記6:19(2023/09/01)

【6:19】『それから、彼は神殿内部の奥に内堂を設け、そこに主の契約の箱を置くことにした。』 『それから』と書かれています。つまり、ソロモンが『神殿内部の奥に内堂を設け』たのは、その前にある聖所が設けられてからでした。聖所のほうが先に設けら…