【17:20】『彼は主に祈って言った。「私の神、主よ。私を世話してくれたこのやもめにさえもわざわいを下して、彼女の息子を死なせるのですか。」』 女をエリヤ『を世話してくれた』ですから、エリヤはこの女に恩があります。それなのに女の息子が死んで…
【17:19】『彼は彼女に、「あなたの息子を私によこしなさい。」と言って、その子を彼女のふところから受け取り、彼が泊まっていた屋上の部屋にかかえて上がり、その子を自分の寝台の上に横たえた。』 女から子どもが死んだことで責められたエリヤは、何…
【17:15~16】『彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、つぼの油はなくならなかった。』 エリヤから神の御言葉を聞いた女は…
【17:13】『エリヤは彼女に言った。「恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。しかし、まず、私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。それから後に、あなたとあなたの子どものために作りなさい。』 女…
【17:10~11】『その町の門に着くと、ちょうどそこに、たきぎを拾い集めているひとりのやもめがいた。そこで、彼は彼女に声をかけて言った。「水差しにほんの少しの水を持って来て、私に飲ませてください。」彼女が取りに行こうとすると、彼は彼女を…
【17:7】『しかし、しばらくすると、その川がかれた。その地方に雨が降らなかったからである。』 エリヤがケリテ川のほとりに行って住んでから、『しばらくすると、その川がかれ』ました。それは『その地方に雨が降らなかったから』でした。この地方に雨…
【17:5~6】『それで、彼は行って、主のことばのとおりにした。すなわち、彼はヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに行って住んだ。幾羽かの烏が、朝になると彼のところにパンと肉を運んで来、また、夕方になるとパンと肉とを運んで来た。彼はその川…
【17:2~4】『それから、彼に次のような主のことばがあった。「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。そして、その川の水を飲まなければならない。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」』 エリヤがア…
【17:1】『ギルアデのティシュベの出のティシュべ人エリヤはアハブに言った。』 あのエリヤは、ここで初めて登場します。これまでの箇所では、エリヤが現われる前触れのようなことさえ書かれていませんでした。このエリヤは、多くの預言者の中で最大の預…
【16:33】『こうしてアハブは、彼以前のイスラエルのすべての王たちにまして、ますますイスラエルの神、主の怒りを引き起こすようなことを行なった。』 ヤロブアムの邪悪性を遥かに越えていただけでなく、バアル崇拝を国内に持ち込みアシェラ像まで造っ…
【16:31】『それどころか彼は、シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり、行ってバアルに仕え、それを拝んだ。』 アハブはヤロブアムの罪を容易く行なっていただけでなく、『シドン人の王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり』ました。『シドン…
【16:27】『オムリの行なったその他の業績、彼の立てた功績、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』オムリの記録は、その治世が『十二年間』(Ⅰ列王記16章23節…
【16:26】『彼らのむなしい神々によってイスラエルの神、主の怒りを引き起こした。』 オムリは、自分自身で『むなしい神々』を拝んでいました。オムリにより罪を犯すこととなったイスラエル全体も、やはりこの『むなしい神々』を拝みました。つまり、こ…
【16:23~24】『六年間はティルツァで王であった。彼は銀二タラントでシェメルからサマリヤの山を買い、その山に町を建て、彼が建てたこの町の名を、その山の持ち主であったシェメルの名にちなんでサマリヤと名づけた。』 オムリがイスラエル王であっ…
【16:21】『当時、イスラエルの民は二派に分裂していた。民の半分はギテナの子ティブニに従って彼を王にしようとし、あとの半分はオムリに従った。』 オムリ時代のイスラエルは、国内で分裂が生じており、オムリ派とティブニ派という『二派』がありまし…
【16:20】『ジムリのその他の業績、彼の企てた謀反、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』『ジムリのその他の業績』は、ジムリの王権が『七日間』しか続きませんで…
【16:17~18】『オムリは全イスラエルとともにギベトンから上って来て、ティルツァを包囲した。ジムリは町が攻め取られるのを見ると、王宮の高殿にはいり、みずから王宮に火を放って死んだ。』 イスラエル人から王に立てられたオムリは、ジムリがイス…
【16:14】『エラのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』『エラのその他の業績、彼の行なったすべての事』は、『治世は二年…
【16:11~12】『彼が王となり、王座に着くとすぐ、彼はバシャの全家を打ち、小わっぱから、親類、友人に至るまで、ひとりも残さなかった。こうして、ジムリはバシャの全家を根絶やしにした。預言者エフーによってバシャに言われた主のことばのとおり…
【16:9~10】『彼の家来で戦車隊の半分の長であるジムリが彼に謀反を企てた。ユダの王アサの第二十七年に、ジムリははいって来て、彼を打ち殺し、彼に代わって王となった。』 エラが酒に酔っていると、家来である『ジムリ』がエラを殺し、新たな王とな…
【16:8】『ユダの王アサの第二十六年に、バシャの子エラがティルツァで、イスラエルの王となった。治世は二年である。』 エラは『ユダの王アサの第二十六年に』『イスラエルの王となった』のですが、この「26」という数字に聖書的な意味はありません。…
【16:7】『それは、彼が主の目の前にあらゆる悪を行ない、その手のわざによって主の怒りを引き起こし、ヤロブアムの家のようになり、また、彼がヤロブアムを打ち殺したからである。』 バシャとバシャの家が神から大きな悲惨を受けるのは、神が非常に怒っ…
【16:3~4】『それで今、わたしはバシャとその家族とを除き去り、あなたの家をネバテの子ヤロブアムの家のようにする。バシャに属する者で、町で死ぬ者は犬がこれを食らい、野で死ぬ者は空の鳥がこれを食らう。」』 バシャが実に罪深かったので、神はバ…
【16:1】『そのとき、ハナニの子エフーにバシャに対する次のような主のことばがあった。』 バシャ時代のイスラエルには、預言者が存在していました。その預言者の一人である『エフー』に対し、バシャへの宣告が神から与えられました。神はバシャに直に語…
【15:31】『ナダブのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 ナダブに関する聖書で書かれていない事柄も、やはり『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされてい』ました。先の箇…
【15:29~30】『彼は、王となったとき、ヤロブアムの全家を打ち、ヤロブアムに属する息のある者をひとりも残さず、根絶やしにした。主がそのしもべ、シロ人アヒヤを通して言われたことばのとおりであった。これはヤロブアムが犯した罪のため、またイ…
【15:27~28】『バシャはペリシテ人のギベトンで彼を打った。ナダブと全イスラエルはギベトンを攻め囲んでいた。こうしてバシャはユダの王アサの第三年に、彼を殺し、彼に代わって王となった。』 ナダブ王は、当然ながら謀反者であるバシャと戦い、彼…
【15:27】『それでイッサカルの家のアヒヤの子バシャは、彼に謀反を企てた。』 『バシャ』は、既に見た通り、イスラエル王国における第三代目の王です。しかし、まだ二代目であるナダブが王の頃は、一般の者に過ぎませんでした。このバシャが、ナダブ王…
【15:24】『彼の子ヨシャパテが代わって王となった。』 アサの次は『ヨシャパテが代わって王とな』りました。このヨシャパテはユダ王国における第4代目の王であり、サウルから数えれば7代目となります。神はこのヨシャパテがユダ王となるよう定めてお…
【15:23】『アサのその他のすべての業績、すべての功績、彼の行なったすべての事、彼が建てた町々、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 アサに関する記録で、聖書に書かれていない事柄は、あの『年代記の書』に記されていま…