聖書の学び

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2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記8:36(2023/10/31)

【8:36】『あなたご自身が天でこれを聞き、あなたのしもべたち、あなたの民イスラエルの罪を赦し、彼らの歩むべき良い道を彼らに教え、あなたの民に相続地としてお与えになったあなたの地に雨を降らせてください。』 神は、このように祈ったイスラエルの…

Ⅰ列王記8:35(2023/10/30)

【8:35】 『彼らがこの所に向かって祈り、御名をほめたたえ、あなたの懲らしめによって彼らがその罪から立ち返るなら、』 イスラエルが神から『懲らしめ』られるなら、イスラエルは大いに悩まされます。人は苦悩から何とかして抜け出したいと思うもので…

Ⅰ列王記8:35(2023/10/29)

【8:35】『彼らがあなたに罪を犯したため、天が閉ざされて雨が降らない場合、』 天候は全て神の支配下にあります。神は御自分の御心のままに天候を動かされます。天候は神と無関係に変わると考える無神論や、機械的に動かされるまま天候が決まるとする理…

Ⅰ列王記8:34(2023/10/28)

【8:34】『あなたご自身が天でこれを聞き、あなたの民イスラエルの罪を赦し、あなたが彼らの先祖たちにお与えになった地に、彼らを帰らせてください。』 神は、悔い改めた御民イスラエルの祈りを聞いて下さいます。何故なら、神は憐れみ深い御方だからで…

Ⅰ列王記8:33(2023/10/27)

【8:33】 『彼らがあなたのもとに立ち返り、御名をほめたたえ、この宮で、あなたに祈り願ったなら、』 ヤコブの子らが罪を犯して神に反逆するならば、『敵に打ち負かされ』、呪いとしてその敵に捕らわれてしまいます。そして敵の国へと強制的に連れて行…

Ⅰ列王記8:32~33(2023/10/26)

【8:32】『あなたのしもべたちにさばきを行なって、悪者にはその生き方への報いとして、その頭上に悪を下し、正しい者にはその正しさにしたがって義を報いてください。』 神は『さばきを行な』われる御方です。何故なら、神とは義そのものであられるから…

Ⅰ列王記8:31~32(2023/10/25)

【8:31】『ある人が隣人に罪を犯し、のろいの誓いを立てさせられることになって、この宮の中にあるあなたの祭壇の前に来て誓うとき、』 ヤコブの子たちが聖なる民であったにしても、その一人一人は罪人に過ぎません。ですから、同胞に対して罪を犯すこと…

Ⅰ列王記8:30(2023/10/24)

【8:30】『あなたご自身が、あなたのお住まいになる所、天にいまして、これを聞いてください。』 先にも述べたように、神が『お住まいになる所、天』とは霊的な世界のことです。そこはこの宇宙空間に属していない場所です。この『天』を地球の上空である…

Ⅰ列王記8:29~30(2023/10/23)

【8:29~30】『夜も昼も御目を開いてくださって、あなたのしもべがこの所に向かってささげる祈りを聞いてください。あなたのしもべとあなたの民イスラエルが、この所に向かってささげる願いを聞いてください。』 ソロモンは、神が宮で『夜も昼も御目を…

Ⅰ列王記8:29(2023/10/22)

【8:29】『そして、この宮、すなわち、あなたが『わたしの名をそこに置く。』と仰せられたこの所に、』 ソロモンが建てた宮は、神が『わたしの名をそこに置く。』と言われた場所でした。神の聖なる御名が置かれているのは至聖所です。このため、イスラエ…

Ⅰ列王記8:28(2023/10/21)

【8:28】『けれども、あなたのしもべの祈りと願いに御顔を向けてください。私の神、主よ。あなたのしもべが、きょう、御前にささげる叫びと祈りを聞いてください。』 ソロモンは、神の無限性をそのまま入れられる宮を建てたのではありませんでした。もし…

Ⅰ列王記8:27(2023/10/20)

【8:27】『それにしても、神ははたして地の上に住まわれるでしょうか。実に、天も、天の天も、あなたをお入れすることはできません。まして、私の建てたこの宮など、なおさらのことです。』 ソロモンは『それにしても』と言って、少し話を切り替えていま…

Ⅰ列王記8:25~26(2023/10/19)

【8:25~26】『それで今、イスラエルの神、主よ。あなたのしもべ、私の父ダビデに約束して、『あなたがわたしの前に歩んだように、もしあなたの子孫がその道を守り、わたしの前に歩みさえするなら、あなたには、イスラエルの王座に着く人が、わたしの…

Ⅰ列王記8:24(2023/10/18)

【8:24】『あなたは、約束されたことを、あなたのしもべ、私の父ダビデのために守られました。それゆえ、あなたは御口をもって語られました。また御手をもって、これを今日のように、成し遂げられました。』 神はダビデに約束されたことを、これまでに見…

Ⅰ列王記8:23(2023/10/17)

【8:23】 『あなたは、心を尽くして御前に歩むあなたのしもべたちに対し、契約と愛とを守られる方です。』 神は、聖徒たちが『心を尽くして御前に歩む』のを強く望んでおられます。何故なら、そのようにするのは神に贖われた民にとって当然の義務だから…

Ⅰ列王記8:23(2023/10/16)

【8:23】『イスラエルの神、主。』 ソロモンはまず主の御名を呼び求めることから始めています。これは祈りの対象が神だからです。ちょうど平民が王に対して語りかける際、まず最初に「最も栄えておられる光輝ある王よ。」などと言うのと似ています。先に…

Ⅰ列王記8:22~23(2023/10/15)

【8:22~23】『ソロモンはイスラエルの全集団の前で、主の祭壇の前に立ち、両手を天に差し伸べて、言った。』 この時は、聖なる宮に主が入られた偉大な記念すべき時でした。ですから、ソロモンは神に対し祈りを捧げました。このような時は当然ながら祈…

Ⅰ列王記8:20~21(2023/10/14)

【8:20~21】『そして、イスラエルの神、主の名のために、この宮を建て、主の契約が納められている箱のために、そこに一つの場所を設けた。』 神からイスラエルの王として立てられたソロモンは、聖なる宮を建てました。このためにソロモンは王となるよ…

Ⅰ列王記8:18~20(2023/10/13)

【8:18~19】『ところが、主は、私の父ダビデにこう仰せられた。『あなたは、わたしの名のために宮を建てることを心がけていたために、あなたはよくやった。あなたは確かに、そう心がけていた。しかし、あなたがその宮を建ててはならない。あなたの腰…

Ⅰ列王記8:15~17(2023/10/12)

【8:15~17】『主は御口をもって私の父ダビデに語り、御手をもってこれを成し遂げて言われた。『わたしの民イスラエルを、エジプトから連れ出した日からこのかた、わたしはわたしの名を置く宮を建てるために、イスラエルの全部族のうちのどの町をも選…

Ⅰ列王記8:14~15(2023/10/11)

【8:14】『それから王は振り向いて、イスラエルの全集団を祝福した。イスラエルの全集団は起立していた。』 この時に『イスラエルの全集団』は宮の前の庭で全員が『起立してい』ました。『イスラエルの全集団』とは、ソロモンおよびイスラエルの長たちで…

Ⅰ列王記8:10~13(2023/10/10)

【8:10~11】『祭司たちが聖所から出て来たとき、雲が主の宮に満ちた。祭司たちは、その雲にさえぎられ、そこに立って仕えることができなかった。主の栄光が主の宮に満ちたからである。』 どれだけの祭司たちが聖所に入って作業をしていたかは分かりま…

Ⅰ列王記8:8(続き)~9(2023/10/09)

【8:8】 『それは今日までそこにある。』 この箇所はかなり重要です。何故なら、ここで言われていることから、大まかにではあれ私たちの今見ているⅠ列王記がいつ書かれたか分かるのだからです。ここで言われている通り、Ⅰ列王記の記者が生きていた時代に…

Ⅰ列王記8:8(2023/10/08)

【8:8】『そのかつぎ棒は長かったので、棒の先が内堂の前の聖所から見えていたが、外からは見えなかった。』 箱には『かつぎ棒』が備え付けられていました。その棒は聖なる箱と一体でした。つまり、箱は最初から運ばれるという前提で作られていたのです。…

Ⅰ列王記8:6~7(2023/10/07)

【8:6~7】『それから、祭司たちは主の契約の箱を、定めの場所、すなわち神殿の内堂である至聖所のケルビムの翼の下に運び入れた。ケルビムは箱の所の上に翼を広げた。ケルビムは箱とそのかつぎ棒とを上からおおった。』 聖なる儀式が行なわれると、祭司…

Ⅰ列王記8:5(2023/10/06)

【8:5】『ソロモン王、そして彼のところに集まったイスラエルの全会衆が彼とともに、箱の前に行き、羊や牛をいけにえとしてささげたが、その数があまりに多くて数えることも調べることもできなかった。』 こうしてソロモンとイスラエルの長たちは『箱の前…

Ⅰ列王記8:2~4(2023/10/05)

【8:2~4】『イスラエルのすべての人々は、エタニムの月、すなわち第七の新月の祭りに、ソロモン王のもとに集まった。こうして、イスラエルの長老全員が到着したところで、祭司たちは箱をにない、主の箱と、会見の天幕と、天幕にあったすべての聖なる用…

Ⅰ列王記8:1(2023/10/04)

【8:1】『そのとき、ソロモンはイスラエルの長老たち、およびイスラエル人の部族のかしらたちと一族の長たちをすべて、エルサレムのソロモン王のもとに召集した。ダビデの町シオンから主の契約の箱を運び上るためであった。』 ここまで見た通り、宮の工事…

Ⅰ列王記7:50~51(2023/10/03)

【7:50】『また、至聖所に通じる神殿のとびらのちょうつがい、神殿の本堂に通じるとびらのちょうつがいも金で作った。』 宮には2つの扉がありました。一つは『至聖所に通じる神殿のとびら』であり、もう一つは『神殿の本堂に通じるとびら』でした。既に…

Ⅰ列王記7:49~50(2023/10/02)

【7:49~50】『純金の燭台―内堂の右側に五つ、左側に五つ―、金の花模様、ともしび皿、心切りばさみを作った。また、純金の皿と、心取りばさみ、鉢、平皿、火皿を純金で作った。』 『燭台』もやはり『純金』で作られました。これはメノラーと呼ばれ、『…