聖書の学び

聖書の学び

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記4:8~19(2023/07/31)

【4:8~19】『エフライムの山地にはフルの子。マカツ、シャアルビム、ベテ・シェメシュ、エロン・ベテ・ハナンにはゲテルの子。アルボテにはヘセデの子。―彼にはソコとヘフェルの全地が任せられていた。―ドルの全高地にはアビナダブの子。―ソロモンの娘…

Ⅰ列王記4:7~8(2023/07/30)

【4:7】『ソロモンは、イスラエルの全土に十二人の守護を置いた。彼らは王とその一族に食糧を納めていた。すなわち、一年に一か月間、おのおの食料を納めていた。』 ソロモンは『イスラエルの全土に十二人の守護を置いた』のですが、これは今の日本で言え…

Ⅰ列王記4:2~6(2023/07/29)

【4:2~6】『彼の高官たちは次のとおり。ツァドクの子アザルヤは祭司。シシャの子らエリホレフとアヒヤは書記。アヒルデの子ヨシャパテは参議。エホヤダの子ベナヤは軍団長。ツァドクとエブヤタルは祭司。ナタンの子アザルヤは政務長官。ナタンの子ザブ…

Ⅰ列王記3:28~4:1(2023/07/28)

【3:28】『イスラエル人はみな、王が下したさばきを聞いて、王を恐れた。神の知恵が彼のうちにあって、さばきをするのを見たからである。』 このようにしてソロモンに与えられた神の知恵が、公に示されました。それはイスラエル全体で知られることになり…

Ⅰ列王記3:24~27(2023/07/27)

【3:24~27】『そして、王は、「剣をここに持って来なさい。」と命じた。剣が王の前に持って来られると、王は言った。「生きている子どもを二つに断ち切り、半分をこちらに、半分をそちらに与えなさい。」すると、生きている子の母親は、自分の子を哀…

Ⅰ列王記3:19~23(2023/07/26)

【3:19~21】『ところが、夜の間に、この女の産んだ子が死にました。この女が自分の子の上に伏したからです。この女は夜中に起きて、はしためが眠っている間に、私のそばから私の子を取って、自分のふところに抱いて寝かせ、自分の死んだ子を私のふと…

Ⅰ列王記3:16~18(2023/07/25)

【3:16】『そのころ、ふたりの遊女が王のところに来て、その前に立った。』 ソロモンが素晴らしい夢を見てから後、『ふたりの遊女』が訴え事を持ってソロモンのもとに来ました。これはソロモンに裁判をしてもらうためです。古代の王制において、王とは裁…

Ⅰ列王記3:15(2023/07/24)

【3:15】『ソロモンが目をさますと、なんと、それは夢であった。そこで、彼はエルサレムに行き、主の契約の箱の前に立って、全焼のいけにえをささげ、和解のいけにえをささげ、すべての家来たちを招いて祝宴を開いた。』 このような神とソロモンの記憶す…

Ⅰ列王記3:14(2023/07/23)

【3:14】『また、あなたの父ダビデが歩んだように、あなたもわたしのおきてと命令を守って、わたしの道を歩むなら、あなたの日を長くしよう。」』 ここで神が言われた通り、ソロモンが神に聞き従うならば長生きできました。命令を守るならば長生きできる…

Ⅰ列王記3:13(2023/07/21)

『あなたの生きているかぎり、王たちの中であなたに並ぶ者はひとりもないであろう。』 ソロモンの時代において、ソロモンは最も輝かしい栄誉を持つ王でした。当時においてソロモンより偉大な王はいませんでした。ソロモンと同等程度の偉大さを持つ王もいませ…

Ⅰ列王記3:12~13(2023/07/21)

【3:12】『あなたの先に、あなたのような者はなかった。また、あなたのあとに、あなたのような者も起こらない。』 このような心を与えられたソロモンのような王は、ソロモン以前に全くおらず、ソロモン以降にも現われることがありません。確かにソロモン…

Ⅰ列王記3:9~12(2023/07/20)

【3:9】『善悪を判断してあなたの民をさばくために聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、このおびただしいあなたの民をさばくことができるでしょうか。」』 無数の民を前にして、ソロモンは上手く統治できると思えませんでした。…

Ⅰ列王記3:6~8(2023/07/19)

【3:6~7】『あなたは、この大いなる恵みを彼のために取っておき、きょう、その王座に着く子を彼にお与えになりました。わが神、主よ。今、あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。』 神はダビデに大いなる御恵みを与えられました…

Ⅰ列王記3:5~6(2023/07/18)

【3:5】『その夜、ギブオンで主は夢のうちにソロモンに現われた。神は仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」』 ソロモンが生贄を捧げたのは、神の御心に適っていました。ソロモンは偽りの心からでなく、本当に敬虔な思いから生贄を捧げたはずだ…

Ⅰ列王記3:3~4(2023/07/17)

【3:3】『ソロモンは主を愛し、父ダビデのおきてに歩んでいたが、ただし、彼は高き所でいけにえをささげ、香をたいていた。』 ソロモンは王になってから『主を愛し、父ダビデのおきてに歩んでいた』のですが、まだこの時は良い状態でした。ソロモンが『主…

Ⅰ列王記3:2(2023/07/16)

【3:2】『当時はまだ、主の名のための宮が建てられていなかったので、民はただ、高き所でいけにえをささげていた。』 このⅠ列王記の記者が生きている時代では、もうかなり昔に神殿が建てられていましたが、この時はまだ建てられていませんでした。この時…

Ⅰ列王記3:1(2023/07/15)

【3:1】『ソロモンはエジプトの王パロと互いに縁を結び、パロの娘をめとって、彼女をダビデの町に連れて来て、自分の家と主の宮、および、エルサレムの回りの城壁を建て終わるまで、そこにおらせた。』 ソロモンが王国を栄えさせるために用いた方法は「政…

Ⅰ列王記2:44~46(2023/07/14)

【2:44~46】『王はまた、シムイに言った。「あなたは自分の心に、あなたが私の父ダビデに対してなしたすべての悪を知っているはずだ。主はあなたの悪をあなたの頭に返されるが、ソロモン王は祝福され、ダビデの王座は主の前でとこしえまでも堅く立つ…

Ⅰ列王記2:35~43(2023/07/13)

【2:35】『王はエホヤダの子ベナヤを彼の代わりに軍団長とし、王は祭司ツァドクをエブヤタルの代わりとした。』 こうしてソロモンは、空席となった『軍団長』の座にベナヤを充て、エブヤタルの代わりとしてツァドクを選びました。治世の初期には、こうい…

Ⅰ列王記2:31~34(2023/07/12)

【2:31~34】『こうして、ヨアブが理由もなく流した血を、私と、私の父の家から取り除きなさい。主は、彼が流した血を彼の頭に注ぎ返されるであろう。彼は自分よりも正しく善良なふたりの者に撃ちかかり、剣で彼らを虐殺したからだ。彼は私の父ダビデ…

Ⅰ列王記2:26~31(2023/07/11)

【2:26~27】『それから、王は祭司エブヤタルに言った。「アナトテの自分の地所に帰りなさい。あなたは死に値する者であるが、きょうは、あなたを殺さない。あなたは私の父ダビデの前で神である主の箱をかつぎ、父といつも苦しみを共にしたからだ。」…

Ⅰ列王記2:23~25(2023/07/10)

【2:23~25】『ソロモン王は主にかけて誓って言った。「アドニヤがこういうことを言って自分のいのちを失わなかったら、神がこの私を幾重にも罰せられるように。私の父ダビデの王座に着かせて、私を堅く立て、お約束どおりに、王朝を建ててくださった…

Ⅰ列王記2:20~22(2023/07/09)

【2:20】『そこで、彼女は言った。「あなたに一つの小さなお願いがあります。断らないでください。」王は彼女に言った。「母上。その願い事を聞かせてください。お断りしないでしょうから。」』 バテ・シェバは何とかアドニヤの願いを叶えてやりたかった…

Ⅰ列王記2:16~19(2023/07/08)

【2:16~18】『今、あなたに一つのお願いがあります。断わらないでください。」彼女は彼に言った。「話してごらんなさい。」彼は言った。「どうかソロモン王に頼んでください。あなたからなら断わらないでしょうから。シュネム人の女アビシャグを私に…

Ⅰ列王記2:13~15(2023/07/07)

【2:13~15】『あるとき、ハギテの子アドニヤがソロモンの母バテ・シェバのところにやって来た。彼女は、「平和なことで来たのですか。」と尋ねた。彼は、「平和なことです。」と答えて、さらに言った。「あなたにお話ししたいことがあるのですが。」…

Ⅰ列王記2:10~12(2023/07/06)

【2:10】『こうして、ダビデは彼の先祖たちとともに眠り、ダビデの町に葬られた。』 このようにしてダビデも遂に死にました。ダビデの死因が何だったかは分かりません。ダビデは70歳頃に死んだのですから、何かの病気で死んだ可能性が高いでしょう。7…

Ⅰ列王記2:7~8(2023/07/05)

【2:7】『しかし、ギルアデ人バルジライの子らには恵みを施してやり、彼らをあなたの食事の席に連ならせなさい。私があなたの兄弟アブシャロムの前から逃げたとき、彼らは私の近くに来てくれたからだ。』 ヨアブが罰せられるべきだと言われたのに対し、バ…

Ⅰ列王記2:4~6(2023/07/04)

【2:4】『そうすれば、主は私について語られた約束を果たしてくださろう。すなわち『もし、あなたの息子たちが彼らの道を守り、心を尽くし、精神を尽くして、誠実をもってわたしの前を歩むなら、あなたには、イスラエルの王座から人が断たれない。』』 も…

Ⅰ列王記2:2~3(2023/07/03)

【2:2】『強く、男らしくありなさい。』 ダビデはまずソロモンが『強く、男らしく』あるように命じます。王が強く男らしくなければ、しっかりした統治は難しいだろうからです。王のような指導者ほど強く男らしくあることが求められている存在はあまりいま…

Ⅰ列王記1:53~2:2(2023/07/02)

【1:53】『それから、ソロモン王は人をやってアドニヤを祭壇から降ろさせた。彼がソロモン王の前に来て礼をすると、ソロモンは彼に言った。「家へ帰りなさい。」』 ソロモンはアドニヤの嘆願でなく善悪を考えていたので、とりあえずアドニヤを祭壇から離…