聖書の学び

聖書の学び

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記9:8(2023/12/01)

【9:8】『そのそばを通り過ぎる者はみな、驚いて、ささやき、『なぜ、主はこの地とこの宮とに、このような仕打ちをされたのだろう。』と言うであろう。』 罰により宮は滅ぼされても、その宮が建てられていた場所は当然ながらそこにそのままであります。イ…

Ⅰ列王記9:7~8(2023/11/30)

【9:7】『こうして、イスラエルはすべての国々の民の間で、物笑いとなり、なぶりものとなろう。』 神に罰せられたイスラエルは、異邦人たちから馬鹿にされ軽んじられることとなります。これはイスラエルがその不敬虔において神を蔑んだからです。神を蔑む…

Ⅰ列王記9:7(2023/11/29)

【9:7】『わたしが彼らに与えた地の面から、イスラエルを断ち、わたしがわたしの名のために聖別した宮を、わたしの前から投げ捨てよう。』 もしイスラエルが偶像崇拝の堕落に陥るなら、神はイスラエルを大いに罰されます。そのようにして神はイスラエルに…

Ⅰ列王記9:5~6(2023/11/28)

【9:5】『わたしが、あなたの父ダビデに、『あなたには、イスラエルの王座から人が断たれない。』と言って約束したとおり、あなたの王国の王座をイスラエルの上に永遠に確立しよう。』 神は、もしダビデの子孫が正しく歩むならば、ダビデの子孫から王座を…

Ⅰ列王記9:3~4(2023/11/27)

【9:3】 『わたしの目とわたしの心は、いつもそこにある。』 神はソロモンの祈りを聞き入れて下さいましたから、いつも宮にその御目と心を向けていて下さいました。つまり、宮で起こることは何であれ神の御前に重視されます。それは決して軽んじられない…

Ⅰ列王記9:3(2023/11/26)

【9:3】『わたしは、あなたがわたしの名をとこしえまでもここに置くために建てたこの宮を聖別した。』 神は、ソロモンが建てた『宮を聖別』されました。これは、つまり宮が神の住まいとして全く聖にされたということです。ですから、この宮は俗的な建築物…

Ⅰ列王記9:2~3(2023/11/25)

【9:2】『主は、かつてギブオンで彼に現われたときのように、ソロモンに再び現われた。』 神は、かつてソロモンに現われ、ソロモンの願いを聞き入れられました。そのようにしてソロモンは神の英知を持つ者とされたのです。その時に神が『現われた』のは夢…

Ⅰ列王記8:66~9:1(2023/11/24)

【8:66】『主がそのしもべダビデと、その民イスラエルとに下さったすべての恵みを喜び、心楽しく彼らの天幕へ帰って行った。』 民が王に祝福の言葉を述べると、民は『彼らの天幕へ帰って行』きました。近くから来た者は近くに帰り、遠くから来た者は遠く…

Ⅰ列王記8:65~66(2023/11/23)

【8:65】『ソロモンは、このとき、彼とともにいた全イスラエル、すなわち、レボ・ハマテからエジプト川に至るまでの大集団といっしょに、七日と七日、すなわち十四日間、私たちの神、主の前で祭りを行なった。』 この時には、『レボ・ハマテからエジプト…

Ⅰ列王記8:64(2023/11/22)

【8:64】『その日、王は主の神殿の前の庭の中央部を聖別し、そこで、全焼のいけにえと、穀物のささげ物と、和解のいけにえの脂肪とをささげた。主の前にあった青銅の祭壇は、全焼のいけにえと、穀物のささげ物と、和解のいけにえの脂肪とを受け入れるに…

Ⅰ列王記8:62~63(2023/11/21)

【8:62~63】『それから、王と王のそばにいたイスラエル人はみな、主の前にいけにえをささげた。ソロモンは主へのいけにえとして和解のいけにえをささげた。すなわち牛二万二千頭と羊十二万頭。』 ソロモンが民衆を祝福すると、『王と王のそばにいたイ…

Ⅰ列王記8:61(2023/11/20)

【8:61】『あなたがたは、私たちの神、主と心を全く一つにし、主のおきてに歩み、今日のように、主の命令を守らなければならない。」』 ソロモンは、民が『神、主と心を全く一つに』するように求めています。『主と心を全く一つに』するとは、どういう意…

Ⅰ列王記8:59~60(2023/11/19)

【8:59】『私が主の御前で願ったことばが、昼も夜も、私たちの神、主のみそば近くにあって、日常のことにおいても、しもべの言い分や、御民イスラエルの言い分を正しく聞き入れてくださいますように。』 ソロモンは、自分の言った言葉が、『神、主のみそ…

Ⅰ列王記8:57~58(2023/11/18)

【8:57】『私たちの神、主は、私たちの先祖とともにおられたように、私たちとともにいて、私たちを見放さず、私たちを見捨てられませんように。』 これまでイスラエル人の『先祖』は神がずっと共にいて下さいました。ですから、これまでイスラエルはずっ…

Ⅰ列王記8:56(2023/11/17)

【8:56】『「約束どおり、ご自分の民イスラエルに安住の地をお与えになった主はほむべきかな。しもべモーセを通して告げられた良い約束はみな、一つもたがわなかった。』 カナンの地は、イスラエルにとって『安住の地』でした。イスラエルは、ソロモンの…

Ⅰ列王記8:54~55(2023/11/16)

【8:54】『こうして、ソロモンは、この祈りと願いをことごとく主にささげ終わった。』 ここまでがソロモンの主に対する祈りでした。この祈りは普遍的な内容を持っており、本質的で重要な意味を持っています。それゆえ、この祈りは心に留めるに値します。…

Ⅰ列王記8:52~53(2023/11/15)

【8:52~53】『どうか、あなたのしもべの願いと、あなたの民イスラエルの願いとに、御目を開き、彼らがあなたに叫び求めるとき、いつも彼らの願いを聞き入れてください。あなたが彼らを地上のすべての国々の民から区別してご自身のものとされたのです…

Ⅰ列王記8:51(2023/11/14)

【8:51】『彼らは、あなたの民であり、あなたがエジプトから、すなわち鉄の炉の中から連れ出されたあなたご自身のものであるからです。』 古代においてヤコブの子らは神の民でした。彼らだけが古代で神の民でした。イスラエルでない諸民族は全て神と断絶…

Ⅰ列王記8:49~50(2023/11/13)

【8:49~50】『あなたの御住まいの所である天で、彼らの祈りと願いを聞き、彼らの言い分を聞き入れ、あなたに対して罪を犯したあなたの民を赦し、あなたにそむいて犯したすべてのそむきの罪を赦し、彼らを捕えていった者たちが、あわれみの心を起こし…

Ⅰ列王記8:47~48(2023/11/12)

【8:47~48】『彼らが捕われていった地で、みずから反省して悔い改め、捕われていった地で、あなたに願い、『私たちは罪を犯しました。悪を行なって、咎ある者となりました。』と言って、捕われていった敵国で、心を尽くし、精神を尽くして、あなたに…

Ⅰ列王記8:46(2023/11/11)

【8:46】 『あなたが彼らに対して怒られ、彼らを敵に渡し、彼らが、遠い、あるいは近い敵国に捕虜として捕われていった場合、』 イスラエルが神に罪を犯すならば、神はイスラエル『に対して怒られ』ます。神が怒られるのは当然のことです。何故なら、イ…

Ⅰ列王記8:46(2023/11/10)

【8:46】『彼らがあなたに対して罪を犯したため―罪を犯さない人間はひとりもいないのですから―』 ここでもまたイスラエルが罪を犯した場合について言われています。イスラエルが神に罪を犯すとは、つまりイスラエルが神の律法を守らないことです。何故な…

Ⅰ列王記8:44~45(2023/11/09)

【8:44】『あなたの民が、敵に立ち向かい、あなたが遣わされる道に出て戦いに臨むとき、』 古代ユダヤでは多くの戦いがありました。古代ユダヤは戦い続きの歴史だったと言っていいでしょう。これは旧約聖書を見れば分かります。ここでは、そのような戦い…

Ⅰ列王記8:43(2023/11/08)

【8:43】『そうすれば、この地のすべての民が御名を知り、あなたの民イスラエルと同じように、あなたを恐れるようになり、私の建てたこの宮では、御名が呼び求められなくてはならないことを知るようになるでしょう。』 遠くから宮までやって来た異邦人の…

Ⅰ列王記8:43(2023/11/07)

【8:43】『あなたご自身が、あなたの御住まいの所である天でこれを聞き、その外国人があなたに向かって願うことをすべてかなえてください。』 宮まで来た異邦人の捧げる祈りを、神は聞いて下さいます。『すべて』の祈りが聞かれるのです。これは御心に適…

Ⅰ列王記8:42(2023/11/06)

【8:42】『祈るとき、』 遠くから宮までやって来た異邦人は、そこで神に『祈る』ことをしました。異邦人は何のことで『祈』ったのでしょうか。彼らがどのような事柄を祈ったかは何も示されていません。異邦人ごとにそれぞれ様々な事柄を祈ったのでしょう…

Ⅰ列王記8:41~42(2023/11/05)

【8:41~42】『また、あなたの民イスラエルの者でない外国人についても、彼があなたの御名のゆえに、遠方の地から来て、―彼らは、あなたの大いなる御名と、力強い御手と、伸べられた腕について聞きますから。―この宮に来て』 ここで『あなたの民イスラ…

Ⅰ列王記8:40(2023/11/04)

【8:40】『それは、あなたが私たちの先祖に賜わった地の上で彼らが生きながらえる間、いつも彼らがあなたを恐れるためです。』 先に見た通り、神が祈りをことごとく聞かれ報いられるのは、ここで言われているように、『いつも彼らがあなたを恐れるため』…

Ⅰ列王記8:39(2023/11/03)

【8:39】『ひとりひとりに、そのすべての生き方にしたがって報いてください。あなたはその心を知っておられます。あなただけがすべての人の子の心を知っておられるからです。』 神は、人間の生き方に応じて報いられる御方です。これは聖書の全体が教えて…

Ⅰ列王記8:38~39(2023/11/02)

【8:38】『だれでも、あなたの民イスラエルがおのおの自分の心の悩みを知り、この宮に向かって両手を差し伸べて祈るとき、』 前節で書かれていたような悲惨がイスラエルに襲いかかるならば、イスラエルは大いに嘆くこととなります。すると、イスラエルに…