聖書の学び

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2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記6:18(2023/08/31)

【6:18】『神殿内部の杉の板には、ひょうたん模様と花模様が浮き彫りにされており、全部、杉の板で、石は見えなかった。』 宮の内部に張られていた木材は『ひょうたん模様と花模様が浮き彫りにされて』いました。つまり、宮の木材は素材そのままの状態で…

Ⅰ列王記6:16~17(2023/08/30)

【6:16】『ついで、彼は神殿の奥の部分二十キュビトを、床から天井の壁に至るまで、杉の板で張った。このようにして、彼は神殿に内堂、すなわち、至聖所を造り上げた。』 先に見た通り、宮の長さは『六十キュビト』すなわち26.4mでした。これは50…

Ⅰ列王記6:14~15(2023/08/29)

【6:14】『こうして、ソロモンは神殿を建て、これを完成した。』 こうしてソロモンにより宮が建てられました。ソロモンによるというのがポイントです。何故なら、これはソロモンが宮を建てる者として定められていたということだからです。他のいかなる人…

Ⅰ列王記6:12~13(2023/08/28)

【6:12~13】『「あなたが建てているこの神殿については、もし、あなたがわたしのおきてに歩み、わたしの定めを行ない、わたしのすべての命令を守り、これによって歩むなら、わたしがあなたの父ダビデにあなたについて約束したことを成就しよう。わた…

Ⅰ列王記6:11(2023/08/27)

【6:11】『そのとき、ソロモンに次のような主のことばがあった。』 宮が完成すると、神からの御言葉がソロモンに与えられました。これは宮の工事が完了したためです。工事中には御言葉が与えられなかったようです。ここまで見た箇所では、工事中に神の御…

Ⅰ列王記6:9~10(2023/08/26)

【6:9】『彼は神殿を建て、これを完成するにあたって、神殿の天井を杉材のたるきと厚板でおおった。』 宮の天井は『杉材のたるきと厚板』で覆われました。天井を覆うこれらの物も最高級だったはずです。先に見た通り、宮は高さが13.2mもありましたか…

Ⅰ列王記6:7~8(2023/08/25)

【6:7】『神殿は、建てるとき、石切り場で完全に仕上げられた石で建てられたので、工事中、槌や、斧、その他、鉄の道具の音は、いっさい神殿の中では聞かれなかった。』 宮のために使う石は、あらかじめ宮から離れた場所で全て加工済みとされました。その…

Ⅰ列王記6:5~6(2023/08/24)

【6:5~6】『さらに、神殿の壁の回り、つまり、本堂と内堂の回りの神殿の壁に脇屋を建て増しし、こうして階段式の脇間を造りめぐらした。脇間の一階は幅五キュビト、二階は幅六キュビト、三階は幅七キュビトであった。それは、神殿の外側の回りの壁に段…

Ⅰ列王記6:3~4(2023/08/23)

【6:3】『神殿の本堂の前につく玄関は、長さが神殿の幅と同じ二十キュビト、幅が神殿の前方に十キュビトであった。』 宮の前面には『玄関』が備えられました。人間の家には前方に玄関があるものです。宮は『主の家』(Ⅰ列王記6章1節)でした。ですから…

Ⅰ列王記6:2(2023/08/22)

【6:2】『ソロモン王が主のために建設した神殿は、長さ六十キュビト、幅二十キュビト、高さ三十キュビトであった。』 ソロモンは『主のために』宮を建設しました。すなわち、「自分のために」ではありませんでした。これは神が御自分の宮を建設させるため…

Ⅰ列王記6:1(2023/08/21)

【6:1】『イスラエル人がエジプトの地を出てから四百八十年目、ソロモンがイスラエルの王となってから四年目のジブの月、すなわち第二の月に、ソロモンは主の家の建設に取りかかった。』 ソロモンが宮の建設に取りかかったのは、出エジプトから『四百八十…

Ⅰ列王記5:18(2023/08/20)

【5:18】『ソロモンの建築師と、ヒラムの建築師と、ゲバル人たちは石を切り、宮を建てるために木材と石材とを準備した。』 『ソロモンの建築師』は、『ヒラムの建築師』および『ゲバル人』と共に宮の工事を行ないました。『ヒラムの建築士』は異邦人だっ…

Ⅰ列王記5:16~17(2023/08/19)

【5:16】『そのほか、ソロモンには工事の監督をする者の長が三千三百人あって、工事に携わる者を指揮していた。』 ソロモンは、工事する者たちの監督者をも選んでいました。その監督の数は『三千三百人』でしたから、工事の規模がどれだけ大きかったかよ…

Ⅰ列王記5:15(2023/08/18)

【5:15】『ソロモンには荷役人夫が七万人、山で石を切り出す者が八万人あった。』 ソロモンは『荷役人夫』も徴用しました。『荷役人夫』とは、木材などを運び出す労働者たちでしょう。彼らが『七万人』徴用されたのは、「7」ですから、彼らが不足ない十…

Ⅰ列王記5:13~14(2023/08/17)

【5:13~14】『ソロモン王は全イスラエルから役務者を徴用した。役務者は三万人であった。ソロモンは彼らを一か月交替で、一万人ずつレバノンに送った。すなわち、一か月はレバノンに、二か月は家にいるようにした。役務長官はアドニラムであった。』 …

Ⅰ列王記5:12(2023/08/16)

【5:12】『主は約束どおり、ソロモンに知恵を賜わったので、ヒラムとソロモンとの間には平和が保たれ、ふたりは契約を結んだ。』 神は約束されたことを必ず果たされる御方です。何故なら、神は真実で正しい御方だからです。神は御自分を偽ることが決して…

Ⅰ列王記5:9~11(2023/08/15)

【5:9】『私のしもべたちはそれをレバノンから海へ下らせます。私はそれをいかだに組んで、海路、あなたが指定される場所まで送り、そこで、それを解かせましょう。あなたはそれを受け取ってください。それから、あなたは、私の一族に食物を与え、私の願…

Ⅰ列王記5:8(2023/08/14)

【5:8】『そして、ヒラムはソロモンのもとに人をやって言わせた。「あなたの申し送られたことを聞きました。私は、杉の木材ともみの木材なら、何なりとあなたの望みどおりにいたしましょう。』 使者によりソロモンから要請を受けたヒラムは、ソロモンの要…

Ⅰ列王記5:7(2023/08/13)

【5:7】『ヒラムはソロモンの申し出を聞いて、非常に喜んで言った。「きょう、主はほむべきかな。このおびただしい民を治める知恵ある子をダビデに授けられたとは。」』 ソロモンから遣わされた使者たちを通してソロモンの言葉を聞いたヒラムは、ソロモン…

Ⅰ列王記5:5~6(2023/08/12)

【5:5】『今、私は、私の神、主の名のために宮を建てようと思っています。主が私の父ダビデに『わたしが、あなたの代わりに、あなたの王座に着かせるあなたの子、彼がわたしの名のために宮を建てる。』と言われたとおりです。』 もう宮を建てるべき時期が…

Ⅰ列王記5:3~4(2023/08/11)

【5:3~4】『主が彼らを私の足の裏の下に置かれるまで、彼の神、主の名のために宮を建てることができませんでした。ところが、今、私の神、主は、周囲の者から守って、私に安息を与えてくださり、敵対する者もなく、わざわいを起こす者もありません。』 …

Ⅰ列王記5:2~3(2023/08/10)

【5:2】『そこで、ソロモンはヒラムのもとに人をやって言わせた。』 ヒラムが家来をソロモンのもとに遣わしたので、ソロモンもヒラムのもとに人を遣わしました。ソロモンの遣わした人がどれだけだったかは分かりません。聖書に詳しく書かれていませんが、…

Ⅰ列王記4:33~5:1(2023/08/09)

【4:33】『彼はレバノンの杉の木から、石垣に生えるヒソプに至るまでの草木について語り、獣や鳥やはうものや魚についても語った。』 ソロモンは箴言を語り歌も作っただけでなく、植物や動物についても語ることをしました。ここで『レバノンの杉の木』ま…

Ⅰ列王記4:32(2023/08/08)

【4:32】『彼は三千の箴言を語り、彼の歌は一千五首もあった。』 ソロモンは知恵の箴言を『三千』も語りました。この数は概数だった可能性もあります。私たちも厳密な数を考慮せず、だいたいの数で何かを言ったりすることがよくあります。そのような言い…

Ⅰ列王記4:28~31(2023/08/07)

【4:28】『彼らはまた、引き馬や早馬のために、それぞれ割り当てに従って、馬のいる所に大麦とわらを持って来た。』 12人の守護たちは、国家の馬が養われるためにも、家畜用の食糧を持って来ました。『引き馬』とは『戦車用の馬』(Ⅰ列王記4章26節…

Ⅰ列王記4:27(2023/08/06)

【4:27】『守護たちは、それぞれ自分の当番月にソロモン王、およびソロモン王の食事の席に連なるすべての者たちのために、食糧を納め、不足させなかった。』 先に見た『十二人の守護』(Ⅰ列王記4:7)たちには、それぞれソロモン王家に食糧を納める当…

Ⅰ列王記4:26(2023/08/05)

【4:26】『ソロモンは戦車用の馬のための馬屋四万、騎兵一万二千を持っていた。』 ソロモンは王でしたから当然ながら自分の軍と兵士たちを持っていました。それはソロモンの所有する国軍です。この時代のイスラエルは最強国家でしたから、その兵士たちも…

Ⅰ列王記4:24~25(2023/08/04)

【4:24~25】『これはソロモンが、大河の西側、ティフサフからガザまでの全土、すなわち、大河の西側のすべての王たちを支配し、周辺のすべての地方に平和があったからである。ユダとイスラエルは、ソロモンの治世中、ダンからベエル・シェバまで、み…

Ⅰ列王記4:22~23(2023/08/03)

【4:22~23】『ソロモンの一日分の食糧は、小麦粉三十コル、大麦粉六十コル。それに、肥えた牛十頭、放牧の牛二十頭、羊百頭。そのほか、雄鹿、かもしか、のろじかと、肥えた鳥であった。』 ここで書かれている食糧は、先に見た『十二人の守護』(Ⅰ列…

Ⅰ列王記4:21(2023/08/02)

【4:21】『ソロモンは、大河からペリシテ人の地、さらには、エジプトの国境に至るすべての王国を支配した。これらの王国は、ソロモンの一生の間みつぎものを持って来て、彼に仕えた。』 神はダビデの支配力をソロモンに継がせ、その支配力はますます強ま…