聖書の学び

聖書の学び

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記12:8~11(2024/01/31)

【12:8~9】『彼とともに育ち、彼に仕えている若者たちに相談して、彼らに言った。「この民に何と返答したらよいと思うか。彼らは私に『あなたの父上が私たちに負わせたくびきを軽くしてください。』と言って来たのだが。」』 長老たちの有益な助言を退…

Ⅰ列王記12:7~8(2024/01/30)

【12:7】『彼らは王に答えて言った。「きょう、あなたが、この民のしもべとなって彼らに仕え、彼らに答え、彼らに親切なことばをかけてやってくださるなら、彼らはいつまでもあなたのしもべとなるでしょう。」』 レハブアムの相談に対し、長老たちは曖昧…

Ⅰ列王記12:6(2024/01/29)

【12:6】『レハブアム王は、父ソロモンが生きている間ソロモンに仕えていた長老たちに相談して、「この民にどう答えたらよいと思うか。」と言った。』 ここではレハブアムが『レハブアム王』と言われています。これまでの箇所では単に『レハブアム』とだ…

Ⅰ列王記12:5(2024/01/28)

【12:5】『すると、彼はこの人々に、「行って、もう三日したら私のところに戻って来なさい。」と言った。そこで、民は出て行った。』 ヤロブアムの求めに対し、レハブアムは三日後に戻るよう命じることで応じます。これは早急に答えることで誤らないため…

Ⅰ列王記12:3~4(2024/01/27)

【12:3】『人々は使いをやって、彼を呼び寄せた。それで、ヤロブアムはイスラエルの全集団とともにやって来て、』 ソロモンがもう死にましたから、ヤロブアムはイスラエルに戻っても安全な状況となりました。そこで、イスラエル人はヤロブアムをイスラエ…

Ⅰ列王記12:1~2(2024/01/26)

【12:1】『レハブアムはシェケムへ行った。全イスラエルが彼を王とするため、シェケムに来ていたからである。』 イスラエルがレハブアムを王とするためシェケムに集まっていたので、レハブアムはこのシェケムへと向かいました。この『シェケム』とはエル…

Ⅰ列王記11:43(2024/01/25)

【11:43】『ソロモンは彼の先祖たちとともに眠り、彼の父ダビデの町に葬られた。彼の子レハブアムが代わって王となった。』 こうしてソロモンも、他の人と同様に死にました。ソロモンは『彼の父ダビデの町』であるベツレヘムに葬られました。エルサレム…

Ⅰ列王記11:41~42(2024/01/24)

【11:41】『ソロモンのその他の業績、彼の行なったすべての事、および彼の知恵、それはソロモンの業績の書にしるされているではないか。』 『ソロモンのその他の業績』とは、聖書で記録されていないソロモンの業績です。その業績は実に多くあったことで…

Ⅰ列王記11:39~40(2024/01/23)

【11:39】『このために、わたしはダビデの子孫を苦しめる。しかし、それを永久に続けはしない。』」』 ソロモンは、自分の犯した罪のため、自分だけでなく、その子孫まで呪われることとなりました。神はこの通り、子孫にまで呪いを継続させる御方です。…

Ⅰ列王記11:37~38(2024/01/22)

【11:37】『わたしがあなたを召したなら、あなたは自分の望むとおりに王となり、イスラエルを治める王とならなければならない。』 誰も神の召しが無くては王となれません。何故なら、ローマ書13章から分かる通り、人に王権を与えるのは神だからです。…

Ⅰ列王記11:35~36(2024/01/21)

【11:35】『しかし、わたしは彼の子の手から王位を取り上げ、十部族をあなたに与える。』 神は、ヤロブアムに『十部族』を与えることとされました。神は12部族を全てソロモンから取り上げませんでした。そのようにした場合、ダビデとエルサレムが蔑ろ…

Ⅰ列王記11:33~34(2024/01/20)

【11:33】『というのは、彼がわたしを捨て、シドン人の神アシュタロテや、モアブの神ケモシュや、アモン人の神ミルコムを拝み、彼の父ダビデのようには、彼は、わたしの見る目にかなうことを行なわず、わたしのおきてと定めを守らず、わたしの道を歩ま…

Ⅰ列王記11:30~32(2024/01/19)

【11:30~31】『アヒヤは着ていた新しい外套をつかみ、それを十二切れに引き裂き、ヤロブアムに言った。「十切れを取りなさい。イスラエルの神、主は、こう仰せられます。『見よ。わたしはソロモンの手から王国を引き裂き、十部族をあなたに与える。』…

Ⅰ列王記11:28~29(2024/01/18)

【11:28】『ヤロブアムは手腕家であった。ソロモンはこの若者の働きぶりを見て、ヨセフの家のすべての役務を管理させた。』 『ヤロブアムは手腕家であった』というのは、つまり優れた成果を挙げる力量ある社長のようだったということです。ヤロブアムは…

Ⅰ列王記11:26~27(2024/01/17)

【11:26】『ツェレダの出のエフライム人ネバテの子ヤロブアムはソロモンの家来であった。彼の母の名はツェルアといい、やもめであった。ところが彼も王に反逆した。』 ソロモンには、先に見たハダデとレゾンだけでなく、ヤロブアムも敵対することになり…

Ⅰ列王記11:23~25(2024/01/16)

【11:23】『神はまた、ソロモンに敵対する者として、エリヤダの子レゾンを起こされた。』 罪に陥ったソロモンには、先に見たハダデだけでなく、『エリヤダの子レゾン』も神が起こされました。彼が起こされたのも、やはりソロモンを苦しめて思い知らせる…

Ⅰ列王記11:21~22(2024/01/15)

【11:21】『さてハダデは、ダビデが彼の先祖たちとともに眠ったこと、また、将軍ヨアブも死んだことを、エジプトで聞いた。』 エジプトで保護されていたハダデは、ダビデとヨアブが死んだことを聞き知りました。まずダビデが恐らく寿命か病気で死に、そ…

Ⅰ列王記11:18~20(2024/01/14)

【11:18~20】『彼らはミデヤンを出立し、パランに行き、パランから幾人かの従者を従えてエジプトへ行き、エジプトの王パロのところに行った。するとパロは彼に家を与え、食料をあてがい、さらに、土地をも与えた。ハダデはパロにことのほか愛された…

Ⅰ列王記11:14~17(2024/01/13)

【11:14】『こうして、主は、ソロモンに敵対する者としてエドム人のハダデを起こされた。』 ソロモンが酷い罪に陥ったので、神は報いとして『エドム人のハダデ』という敵をソロモンに対して起こされました。これはソロモンに思い知らせるためです。罪を…

Ⅰ列王記11:13(2024/01/12)

【11:13】『ただし、王国全部を引き裂くのではなく、わたしのしもべダビデと、わたしが選んだエルサレムのために、一つの部族だけをあなたの子に与えよう。」』 神はこれからソロモンが治めていたイスラエルを引き裂かれ、王権をソロモンの家系でない者…

Ⅰ列王記11:11~12(2024/01/11)

【11:11】 『わたしは王国をあなたから必ず引き裂いて、あなたの家来に与える。』 偶像崇拝者となったソロモンに神が刑罰を宣告されます。その刑罰とは、ソロモンの治める国が引き裂かれるというものでした。ソロモンはその偶像崇拝により、霊的な貞節…

Ⅰ列王記11:9~11(2024/01/10)

【11:9~10】『主はソロモンに怒りを発せられた。それは彼の心がイスラエルの神、主から移り変わったからである。主は二度も彼に現われ、このことについて、ほかの神々に従って行ってはならないと命じておられたのに、彼は主の命令を守らなかったから…

Ⅰ列王記11:7~8(2024/01/09)

【11:7~8】『当時、ソロモンは、モアブの、忌むべきケモシュと、アモン人の、忌むべきモレクのために、エルサレムの東にある山の上に高き所を築いた。彼は外国人の自分のすべての妻のためにも、同じようなことをしたので、彼女たちは自分たちの神々に…

Ⅰ列王記11:5~6(2024/01/08)

【11:5~6】『ソロモンはシドン人の神アシュタロテと、アモン人のあの忌むべきミルコムに従った。こうしてソロモンは、主の目の前に悪を行ない、父ダビデのようには、主に従い通さなかった。』 ソロモンの娶った異邦人女が、異邦人の偽神にソロモンを引…

Ⅰ列王記11:3~4(2024/01/07)

【11:3~4】『その妻たちが彼の心を転じた。ソロモンが年をとったとき、その妻たちが彼の心をほかの神々のほうへ向けたので、彼の心は、父ダビデの心とは違って、彼の神、主と全く一つにはなっていなかった。』 多く娶られた異邦人の妻たちが、ソロモン…

Ⅰ列王記11:3(2024/01/06)

【11:3】『彼には七百人の王妃としての妻と、三百人のそばめがあった。』 ソロモンには、総計で1000人の『妻』と『そばめ』がありました。現代人であれば、このような一夫多妻に驚く人も多いはずです。何故なら、現代において一夫多妻は珍しい夫婦形…

Ⅰ列王記11:2(2024/01/05)

【11:2】『この女たちは、主がかつてイスラエル人に、「あなたがたは彼らの中にはいって行ってはならない。彼らをもあなたがたの中に入れてはならない。さもないと、彼らは必ずあなたがたの心を転じて彼らの神々に従わせる。」と言われたその国々の者で…

Ⅰ列王記11:1(2024/01/04)

【11:1】『ソロモン王は、パロの娘のほかに多くの外国の女、すなわちモアブ人の女、アモン人の女、エドム人の女、シドン人の女、ヘテ人の女を愛した。』 ソロモンは、もう既に『パロの娘』というエジプト人の異邦女を娶っていました。ソロモンはこのエジ…

Ⅰ列王記10:28~29(2024/01/03)

【10:28~29】『ソロモンの所有していた馬は、エジプトとケベの輸出品であった。それは王の御用達が代価を払って、ケベから手に入れたものであった。エジプトから買い上げられ、輸入された戦車は銀六百、馬は銀百五十であった。同様に、ヘテ人のすべ…

Ⅰ列王記10:27(2024/01/02)

【10:27】『王は銀をエルサレムで石のように用い、杉の木を低地のいちじく桑の木のように大量に用いた。』 先に見た通り、『タルシシュの船団』はソロモンのもとに『銀』を持ち運んでいました(Ⅰ列王記10:22)。その持ち運ばれた銀は多くあったと…