聖書の学び

聖書の学び

2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記16:27~31(2024/04/30)

【16:27】『オムリの行なったその他の業績、彼の立てた功績、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』オムリの記録は、その治世が『十二年間』(Ⅰ列王記16章23節…

Ⅰ列王記16:26(2024/04/29)

【16:26】『彼らのむなしい神々によってイスラエルの神、主の怒りを引き起こした。』 オムリは、自分自身で『むなしい神々』を拝んでいました。オムリにより罪を犯すこととなったイスラエル全体も、やはりこの『むなしい神々』を拝みました。つまり、こ…

Ⅰ列王記16:23~26(2024/04/28)

【16:23~24】『六年間はティルツァで王であった。彼は銀二タラントでシェメルからサマリヤの山を買い、その山に町を建て、彼が建てたこの町の名を、その山の持ち主であったシェメルの名にちなんでサマリヤと名づけた。』 オムリがイスラエル王であっ…

Ⅰ列王記16:21~23(2024/04/27)

【16:21】『当時、イスラエルの民は二派に分裂していた。民の半分はギテナの子ティブニに従って彼を王にしようとし、あとの半分はオムリに従った。』 オムリ時代のイスラエルは、国内で分裂が生じており、オムリ派とティブニ派という『二派』がありまし…

Ⅰ列王記16:20(2024/04/26)

【16:20】『ジムリのその他の業績、彼の企てた謀反、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』『ジムリのその他の業績』は、ジムリの王権が『七日間』しか続きませんで…

Ⅰ列王記16:17~19(2024/04/25)

【16:17~18】『オムリは全イスラエルとともにギベトンから上って来て、ティルツァを包囲した。ジムリは町が攻め取られるのを見ると、王宮の高殿にはいり、みずから王宮に火を放って死んだ。』 イスラエル人から王に立てられたオムリは、ジムリがイス…

Ⅰ列王記16:14~16(2024/04/24)

【16:14】『エラのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされている』『エラのその他の業績、彼の行なったすべての事』は、『治世は二年…

Ⅰ列王記16:11~13(2024/04/23)

【16:11~12】『彼が王となり、王座に着くとすぐ、彼はバシャの全家を打ち、小わっぱから、親類、友人に至るまで、ひとりも残さなかった。こうして、ジムリはバシャの全家を根絶やしにした。預言者エフーによってバシャに言われた主のことばのとおり…

Ⅰ列王記16:9~10(2024/04/22)

【16:9~10】『彼の家来で戦車隊の半分の長であるジムリが彼に謀反を企てた。ユダの王アサの第二十七年に、ジムリははいって来て、彼を打ち殺し、彼に代わって王となった。』 エラが酒に酔っていると、家来である『ジムリ』がエラを殺し、新たな王とな…

Ⅰ列王記16:8~9(2024/04/21)

【16:8】『ユダの王アサの第二十六年に、バシャの子エラがティルツァで、イスラエルの王となった。治世は二年である。』 エラは『ユダの王アサの第二十六年に』『イスラエルの王となった』のですが、この「26」という数字に聖書的な意味はありません。…

Ⅰ列王記16:7(2024/04/20)

【16:7】『それは、彼が主の目の前にあらゆる悪を行ない、その手のわざによって主の怒りを引き起こし、ヤロブアムの家のようになり、また、彼がヤロブアムを打ち殺したからである。』 バシャとバシャの家が神から大きな悲惨を受けるのは、神が非常に怒っ…

Ⅰ列王記16:3~7(2024/04/19)

【16:3~4】『それで今、わたしはバシャとその家族とを除き去り、あなたの家をネバテの子ヤロブアムの家のようにする。バシャに属する者で、町で死ぬ者は犬がこれを食らい、野で死ぬ者は空の鳥がこれを食らう。」』 バシャが実に罪深かったので、神はバ…

Ⅰ列王記16:1~2(2024/04/18)

【16:1】『そのとき、ハナニの子エフーにバシャに対する次のような主のことばがあった。』 バシャ時代のイスラエルには、預言者が存在していました。その預言者の一人である『エフー』に対し、バシャへの宣告が神から与えられました。神はバシャに直に語…

Ⅰ列王記15:31~34(2024/04/17)

【15:31】『ナダブのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはイスラエルの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 ナダブに関する聖書で書かれていない事柄も、やはり『イスラエルの王たちの年代記の書にしるされてい』ました。先の箇…

Ⅰ列王記15:29~30(2024/04/16)

【15:29~30】『彼は、王となったとき、ヤロブアムの全家を打ち、ヤロブアムに属する息のある者をひとりも残さず、根絶やしにした。主がそのしもべ、シロ人アヒヤを通して言われたことばのとおりであった。これはヤロブアムが犯した罪のため、またイ…

Ⅰ列王記15:27~28(2024/04/15)

【15:27~28】『バシャはペリシテ人のギベトンで彼を打った。ナダブと全イスラエルはギベトンを攻め囲んでいた。こうしてバシャはユダの王アサの第三年に、彼を殺し、彼に代わって王となった。』 ナダブ王は、当然ながら謀反者であるバシャと戦い、彼…

Ⅰ列王記15:27(2024/04/14)

【15:27】『それでイッサカルの家のアヒヤの子バシャは、彼に謀反を企てた。』 『バシャ』は、既に見た通り、イスラエル王国における第三代目の王です。しかし、まだ二代目であるナダブが王の頃は、一般の者に過ぎませんでした。このバシャが、ナダブ王…

Ⅰ列王記15:24~26(2024/04/13)

【15:24】『彼の子ヨシャパテが代わって王となった。』 アサの次は『ヨシャパテが代わって王とな』りました。このヨシャパテはユダ王国における第4代目の王であり、サウルから数えれば7代目となります。神はこのヨシャパテがユダ王となるよう定めてお…

Ⅰ列王記15:23~24(2024/04/12)

【15:23】『アサのその他のすべての業績、すべての功績、彼の行なったすべての事、彼が建てた町々、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 アサに関する記録で、聖書に書かれていない事柄は、あの『年代記の書』に記されていま…

Ⅰ列王記15:22(2024/04/11)

【15:22】『アサ王はユダ全土にもれなく布告し、バシャが建築に用いたラマの石材と木材を運び出させた。アサ王は、これを用いてベニヤミンのゲバとミツパとを建てた。』 ベン・ハダデがバシャのラマ建設を止めさせましたから、アサはラマにあった建築用…

Ⅰ列王記15:20~21(2024/04/10)

【15:20~21】『ベン・ハダデはアサ王の願いを聞き入れ、自分の配下の将校たちをイスラエルの町々に差し向け、イヨンと、ダンと、アベル・ベテ・マアカ、および、キネレテ全土と、ナフタリの全土とを打った。バシャはこれを聞くと、ラマを築くのをや…

Ⅰ列王記15:18~19(2024/04/09)

【15:18~19】『アサは主の宮の宝物倉と王宮の宝物倉とに残っていた銀と金をことごとく取って、自分の家来たちの手に渡した。アサ王は、彼らをダマスコに住んでいたアラムの王ヘズヨンの子タブリモンの子ベン・ハダデのもとに遣わして言わせた。「私…

Ⅰ列王記15:17(2024/04/08)

【15:17】『イスラエルの王バシャはユダに上って来て、ユダの王アサのもとにだれも出入りできないようにするためにラマを築いた。』 イスラエルの王バシャはユダの王アサに敵対していましたから、『ユダに上って来て、ユダの王アサのもとにだれも出入り…

Ⅰ列王記15:16(2024/04/07)

【15:16】『アサとイスラエルの王バシャとの間には、彼らの生きている間、争いがあった。』 アサはイスラエル王バシャと、ずっと対立し続けていました。ユダ王とイスラエル王が対立しているという状態は、これまでの王たちと全く変わりがありませんでし…

Ⅰ列王記15:14~15(2024/04/06)

【15:14】『高き所は取り除かれなかったが、アサの心は一生涯、主と全く一つになっていた。』 アサは神殿男娼と偶像を取り除き、神のために母から称号を取り上げることさえしましたが、しかし『高き所は取り除』きませんでした。『高き所』とは偶像を置…

Ⅰ列王記15:13(2024/04/05)

【15:13】『彼はまた、彼の母マアカがアシェラのために憎むべき像を造ったので、彼女を王母の位から退けた。アサはその憎むべき像を切り倒し、これをキデロン川で焼いた。』 アサの母マアカは、『アシェラのために憎むべき像を造』りました。このような…

Ⅰ列王記15:11~12(2024/04/04)

【15:11】『アサは父ダビデのように、主の目にかなうことを行なった。』 アサは、祖父レハブアムや父アビヤムと異なり、『主の目にかなうことを行な』いました。つまり、アサは主の律法に従って歩んでいました。これは主に喜ばれることでした。彼がそう…

Ⅰ列王記15:10(2024/04/03)

【15:10】『彼の母の名はマアカといい、アブシャロムの娘であった。』 アサの母は『マアカ』であり、『アブシャロムの娘で』した。先に見たアサの父アビヤムも、このマアカが母でした(Ⅰ列王記15:2)。父アビヤムの母を子アサも持つというのは、ど…

Ⅰ列王記15:8~10(2024/04/02)

【15:8~10】『彼の子アサが代わって王となった。イスラエルの王ヤロブアムの第二十年に、ユダの王アサが王となった。彼はエルサレムで四十一年間、王であった。』 先に見た通り、南王国ユダは世襲制の国でしたから、アビヤムが死んでから、『彼の子ア…

Ⅰ列王記15:7~8(2024/04/01)

【15:7】『アビヤムのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 アビヤムの生涯における記録でも、先に見た王たちの場合と同様、聖書は工夫しています。もしアビヤムの記録が全て記録された…