聖書の学び

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2023-01-01から1年間の記事一覧

Ⅰ列王記10:25(2023/12/31)

【10:25】『彼らはおのおの贈り物として、銀の器、金の器、衣服、武器、バルサム油、馬、騾馬などを、毎年きまって携えて来た。』 多くの富と神から与えられた知恵を持っていたソロモンの偉大さを考えるならば、ソロモンには贈り物を多く贈るのが望まし…

Ⅰ列王記10:23~24(2023/12/30)

【10:23】『ソロモン王は、富と知恵とにおいて、地上のどの王よりもまさっていた。』 ソロモンを上回る『富と知恵』に恵まれた王は全く存在していませんでした。どの王も、ソロモンを下回る『富と知恵』しか持っていませんでした。これは神がソロモンに…

Ⅰ列王記10:22(2023/12/29)

【10:22】『王は海に、ヒラムの船団のほか、タルシシュの船団を持っており、三年に一度、タルシシュの船団が金、銀、象牙、さる、くじゃくを運んで来たからである。』 先に見た通り、ソロモンには『ヒラムの船団』がありました。これはヒラムの船員とソ…

Ⅰ列王記10:21(2023/12/28)

【10:21】『ソロモン王が飲み物に用いる器はみな金であった。レバノンの森の宮殿にあった器物もすべて純金であって、銀の物はなかった。銀はソロモンの時代には、価値あるものとはみなされていなかった。』 ソロモンは666タラントもの金を持っていま…

Ⅰ列王記10:19~20(2023/12/27)

【10:19~20】『座席の両側にひじかけがあり、そのひじかけのわきには二頭の雄獅子が立っていた。また、十二頭の雄獅子が、六つの段の両側に立っていた。このような物は、どこの王国でも作られたためしがなかった。』 ソロモンは、この王座に肘を置く…

Ⅰ列王記10:18~19(2023/12/26)

【10:18~19】『王は大きな象牙の王座を作り、これに純粋な金をかぶせた。その王座には六つの段があり、王座の背には子牛の頭があり、』 ソロモンは王でしたから、自分の座る王座を作りました。それは『大きな象牙』による王座です。それは大きかった…

Ⅰ列王記10:16~17(2023/12/25)

【10:16~17】『ソロモン王は、延べ金で大盾二百を作り、その大盾一個に六百シェケルの金を使った。また、延べ金で盾三百を作り、その盾一個に三ミナの金を使った。王はそれらを、レバノンの森の宮殿に置いた。』 ソロモンは多くの金を得たので、金を…

Ⅰ列王記10:15(2023/12/24)

【10:15】『このほかに、交易商人から得たもの、貿易商人の商いで得たもの、アラビヤのすべての王たち、およびその地の総督たちからのものがあった。』 ソロモンは、これまでに見た金の他にも、多くの財物を得ていました。それらもやはり神が御恵みによ…

Ⅰ列王記10:14(2023/12/23)

【10:14】『一年間にソロモンのところにはいって来た金の重さは、金の目方で六百六十六タラントであった。』 ここで『一年間』と言われているのは、シェバの女王がエルサレムに訪れる時までの1年間を指しています。この『1年間』にソロモンは合計で『…

Ⅰ列王記10:13(2023/12/22)

【10:13】『ソロモン王は、その豊かさに相応したものをシェバの女王に与えたが、それ以外にも、彼女が求めた物は何でもその望みのままに与えた。彼女は、家来たちを連れて、自分の国へ戻って行った。』 ソロモンは、女王にその望む物を全て与えました。…

Ⅰ列王記10:10~12(2023/12/21)

【10:10】『彼女は百二十タラントの金と、非常にたくさんのバルサム油と宝石とを王に贈った。シェバの女王がソロモン王に贈ったほどに多くのバルサム油は、二度とはいって来なかった。』 女王は、ソロモンが聞いていた通りの、それどころか聞いていた通…

Ⅰ列王記10:9(2023/12/20)

【10:9】 『主はイスラエルをとこしえに愛しておられるので、あなたを王とし、公正と正義とを行なわせられるのです。」』 ここで女王が言っている通り、神はイスラエルを愛しておられました。実際、神はイスラエルにこう言われたのです。『わたしの目に…

Ⅰ列王記10:8~9(2023/12/19)

【10:8】『なんとしあわせなことでしょう。あなたにつく人たちは。なんとしあわせなことでしょう。いつもあなたの前に立って、あなたの知恵を聞くことのできる家来たちは。』 シェバの女王は、ソロモンの知恵に驚き、強く感激しました。それは唯一無二の…

Ⅰ列王記10:6~7(2023/12/18)

【10:6~7】『彼女は王に言った。「私が国であなたの事績とあなたの知恵とについて聞き及んでおりましたことはほんとうでした。実は、私は、自分で来て、自分の目で見るまでは、そのことを信じなかったのですが、驚いたことに、私にはその半分も知らさ…

Ⅰ列王記10:4~5(2023/12/17)

【10:4~5】『シェバの女王は、ソロモンのすべての知恵と、彼が建てた宮殿と、その食卓の料理、列席の家来たち従者たちが仕えている態度とその服装、彼の献酌官たち、および、彼が主の宮でささげた全焼のいけにえを見て、息も止まるばかりであった。』 …

Ⅰ列王記10:2~3(2023/12/16)

【10:2~3】『彼女はソロモンのところに来ると、心にあったすべてのことを彼に質問した。ソロモンは、彼女のすべての質問を説き明かした。王がわからなくて、彼女に説き明かせなかったことは何一つなかった。』 シェバの女王がどのぐらい難問をソロモン…

Ⅰ列王記10:1~2(2023/12/15)

【10:1】『ときに、シェバの女王が、主の名に関連してソロモンの名声を伝え聞き、難問をもって彼をためそうとして、やって来た。』 ソロモンの時代からもう既に女の支配者が出ていました。『シェバ』の支配者も女性でした。このシェバの女王は、『ソロモ…

Ⅰ列王記9:28(2023/12/14)

【9:28】『彼らはオフィルへ行き、そこから、四百二十タラントの金を取って、これをソロモン王のもとに持って来た。』 こうしてヒラムの僕たちとソロモンの僕たちは、『オフィルへ行き』、そこで金を採集しました。この『オフィル』は金で有名な場所でし…

Ⅰ列王記9:26~27(2023/12/13)

【9:26】『また、ソロモン王は、エドムの地の葦の海の岸辺にあるエラテに近いエツヨン・ゲベルに船団を設けた。』 ソロモンは『船団』をも設けました。もう既にサウルかダビデがイスラエルで船団を設けていたかどうかは分かりません。もしまだ設けていな…

Ⅰ列王記9:25(2023/12/12)

【9:25】『ソロモンは、主のために建てた祭壇の上に、一年に三度、全焼のいけにえと和解のいけにえとをささげ、また、主の前にある壇で香をたいた。彼は宮を完成した。』 宮の庭にはソロモンの建てた『祭壇』がありました。それは庭の北側、宮の正面から…

Ⅰ列王記9:23~24(2023/12/11)

【9:23】『ソロモンの工事を監督する者の長は五百五十人であって、工事に携わる民を指揮していた。』 ソロモンの工事事業において監督者は全部で『五百五十人』いました。監督者だけでこれだけいます。であれば、この監督に指揮される作業員たちの総数は…

Ⅰ列王記9:22(2023/12/10)

【9:22】『しかし、ソロモンはイスラエル人を奴隷にはしなかった。彼らは戦士であり、彼の家来であり、隊長であり、補佐官であり、戦車隊と騎兵隊の長であったからである。』 この通り、ソロモンは本来であれば滅ぼされるべきカナン人たちを『奴隷』とす…

Ⅰ列王記9:20~21(2023/12/09)

【9:20~21】『イスラエル人でないエモリ人、ヘテ人、ペリジ人、ヒビ人、エブス人の生き残りの民全員、すなわち、イスラエル人が聖絶することのできなかった人々の跡を継いで、この地に生き残った彼らの子孫を、ソロモンは奴隷の苦役に徴用した。今日…

Ⅰ列王記9:17~19(2023/12/08)

【9:17~19】『また、下ベテ・ホロンと、バアラテ、およびこの地の荒野にあるタデモル、ソロモンの所有の全ての倉庫の町々、戦車のための町々、騎兵のための町々、ソロモンがエルサレムやレバノンや、すべての領地に建てたいと切に願っていたものを建…

Ⅰ列王記9:16~17(2023/12/07)

【9:16~17】『―エジプトの王パロは、かつて上って来て、ゲゼルを攻め取り、これを火で焼き、この町に住んでいたカナン人を殺し、ソロモンの妻である自分の娘に結婚の贈り物としてこれを与えていたので、ソロモンは、このゲゼルを再建した。―』 イスラ…

Ⅰ列王記9:15(2023/12/06)

【9:15】『ソロモン王は役務者を徴用して次のような事業をした。彼は主の宮と、自分の宮殿、ミロと、エルサレムの城壁、ハツォルとメギドとゲゼルを建設した。』 ソロモンは、その生涯において多くの事業を行ないました。そのため、彼は『役務者を徴用』…

Ⅰ列王記9:12~14(2023/12/05)

【9:12~13】『しかし、ヒラムがツロからやって来て、ソロモンが彼に与えた町々を見たが、それは彼の気に入らなかった。それで彼は、「兄弟よ。あなたが私に下さったこの町々は、いったい何ですか。」と言った。そのため、これらの町々はカブルの地と…

Ⅰ列王記9:11(2023/12/04)

【9:11】『ツロの王ヒラムが、ソロモンの要請に応じて、杉の木材、もみの木材、および、金をソロモンに用立てたので、』 ヒラムは、ソロモンに木材と金を『用立て』ていました。それはかなりの量でした。ヒラムのいたツロには木が豊かだったからです。ヒ…

Ⅰ列王記9:10(2023/12/03)

【9:10】『ソロモンが主の宮と王宮との二つの家を二十年かかって建て終わったとき、』 ソロモンが宮と王宮の建設にかかった期間は『二十年』であり、初めの7年が宮の建設に、続く13年が王宮の建設に費やされました。主の宮に「7」年がかかったのは、…

Ⅰ列王記9:9(2023/12/02)

【9:9】『すると人々は、『あの人たちは、エジプトの地から自分たちの先祖を連れ出した彼らの神、主を捨てて、ほかの神々にたより、これを拝み、これに仕えた。そのために、主はこのすべてのわざわいをこの人たちに下されたのだ。』と言うようになる。」』…