聖書の学び

聖書の学び

Ⅰ列王記7:4~6(2023/09/14)

【7:4~5】
『戸口は三列、三階になって、向かい合っていた。戸口のとびらと戸口の柱とはすべて四辺形で、三階になって向かい合っていた。』
 レバノン宮殿にあった『戸口は三列』でしたが、これは先に見た15本ずつ並んでいる3列の柱と関連しているのでしょう(Ⅰ列王記7:3)。その戸口は『三階になって』いました。つまり、戸口は三列が三階まであったので、合計9あったことになります。『戸口のとびらと戸口の柱とはすべて四辺形』でしたが、これが『四辺形』だったのは構造上の要請からだったのでしょう。

 

【7:6】
『彼はまた、柱の広間を造った。その長さは五十キュビト、その幅は三十キュビトであった。その前に玄関があり、その前に柱とひさしとがあった。』
 ソロモンが造った『柱の広間』は、レバノン宮殿の右側、王座の広間のすぐ左隣にありました。この『柱の広間』はレバノン宮殿とはまた異なった建造物です。この広間の『長さは五十キュビト、その幅は三十キュビト』でしたが、つまり長さ22m、幅13.2mでした。高さについてはここで書かれていません。この広間の前には『玄関があり』、そこから入るようになっていました。この玄関の向いていた方向は、主の宮と同じ東側だったと思われます。つまり、東から入り西に進むわけです。