聖書の学び

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Ⅰ列王記15:3(2024/03/29)

【15:3】
『彼は父がかつて犯したすべての罪を行ない、彼の心は父ダビデの心のようには、彼の神、主と全く一つにはなっていなかった。』
 アビヤムは、父であるレハブアム『がかつて犯したすべての罪を行ない』ました。アビヤムもレハブアムと同じように偶像崇拝者だったのです。アビヤムが犯した罪は、偶像崇拝だけに限らなかったでしょう。その罪の総量は非常に多かったと思われます。このようなアビヤムの心は神と一つになっていませんでした。神と心が一つになっていなかったので、アビヤムは神に喜ばれない数々の罪を犯したわけです。心が神と一つになっていなかったのは、彼の父レハブアムも同じでした。アビヤムもレハブアムも、もし心が『主と全く一つ』になっていたとすれば、ダビデのように多くの罪を犯すことはなかったでしょう。この箇所ではこのようなアビヤムの不敬虔さが非難されているのです。アビヤムは父のように罪を犯すべきでなく、その心を神と一つにしているべきでした。