聖書の学び

聖書の学び

2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅰ列王記19:11(2024/06/23)

【19:11】『主の前で、激しい大風が山々を裂き、岩々を砕いた。しかし、風の中に主はおられなかった。』 神が強い臨在をもって働きかけられたので、エリヤの周りには『大風』が起こりました。その大風は『激しい』勢いでした。このため、大風は『山々を…

Ⅰ列王記19:10~11(2024/06/22)

【19:10】『彼らは私のいのちを取ろうとねらっています。」』 エリヤが熱心に神に仕えているのは、神の御前で実に喜ばしいことでした。ですが、このためにエリヤはイスラエル人たちから『いのちを取ろうとねら』われたのです。何故なら、神に熱心なエリ…

Ⅰ列王記19:10(2024/06/21)

【19:10】 『しかし、イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、あなたの預言者たちを剣で殺しました。』 エリヤが『万軍の神、主に、熱心に仕え』たのと異なり、『イスラエルの人々』はエリヤと真逆のことをしました。これほど正…

Ⅰ列王記19:10(2024/06/20)

【19:10】『エリヤは答えた。「私は万軍の神、主に、熱心に仕えました。』 エリヤは神に対して自分が『熱心に仕え』たと言います。これは本当のことでした。何故なら、エリヤは神が何もかも知っておられることを知っていたからです。もし偽りを言っても…

Ⅰ列王記19:9(2024/06/19)

【19:9】『彼はそこにあるほら穴にはいり、そこで一夜を過ごした。』 エリヤが行った『ホレブ』山は、写真を見ても分かる通り、起伏に富んでいる形状です。そこには『ほら穴』が幾つもあったことでしょう。エリヤはこのホレブにある『ほら穴にはいり、そ…

Ⅰ列王記19:7~8(2024/06/18)

【19:7~8】『それから、主の使いがもう一度戻って来て、彼にさわり、「起きて、食べなさい。旅はまだ遠いのだから。」と言った。そこで、彼は起きて、食べ、そして飲み、この食べ物に力を得て、四十日四十夜、歩いて神の山ホレブに着いた。』 先に御使…

Ⅰ列王記19:5~6(2024/06/17)

【19:5】『彼がえにしだの木の下で横になって眠っていると、』 死を求めたエリヤでしたが、神はその求めを聞き入れられませんでした。もし聞き入れられていたならば、エリヤはすぐにも死んでいたかもしれません。しかし、神はエリヤが生き続けることを望…

Ⅰ列王記19:4(2024/06/16)

【19:4】『私は先祖たちにまさっていませんから。」』 エリヤが言っている『先祖たち』とは、イスラエルにおける名高い父祖たちのことでしょう。例えば、モーセやヨシュアがそうでしょう。エフタやサムソンもそうであるはずです。このような偉大な父祖た…

Ⅰ列王記19:4(2024/06/15)

【19:4】『彼は、えにしだの木の陰にすわり、自分の死を願って言った。「主よ。もう十分です。私のいのちを取ってください。』 エリヤは、ここまでずっと苦難の歩みが続いていました。その苦難がどれほどであったかは想像もできないほどです。何故なら、…

Ⅰ列王記19:3~4(2024/06/14)

【19:3~4】『若い者をそこに残し、自分は荒野へ一日の道のりをはいって行った。』 エリヤがベエル・シェバまで逃げた際は、『若い者』も連れて行きました。もし『若い者』を一緒に連れて行かなければ、若い者にはイゼベルの危険があったのでしょうか。…

Ⅰ列王記19:3(2024/06/13)

【19:3】『彼は恐れて立ち、自分のいのちを救うため立ち去った。』 イゼベルがエリヤを殺すと宣告したのは、間違いなく本気だったはずです。イゼベルにはエリヤを殺したいと願う大きな理由があったからです。イゼベルは、もしエリヤが自分の近くにいれば…

Ⅰ列王記19:1~2(2024/06/12)

【19:1】『アハブは、エリヤがしたすべての事と、預言者たちを剣で皆殺しにしたこととを残らずイゼベルに告げた。』 アハブはイズレエルに行ってから、エリヤのことを全て妻であるイゼベルに告げました。アハブはエリヤのことをイゼベルに知らせないでい…

Ⅰ列王記18:44~46(2024/06/11)

【18:44】『それでエリヤは言った。「上って行って、アハブに言いなさい。『大雨に閉じ込められないうちに、車を整えて下って行きなさい。』」』 バアルの預言者たちは殺されましたが、アハブは生かされ続けていました。殺されないのであれば生き続ける…

Ⅰ列王記18:43~44(2024/06/10)

【18:43~44】『若い者は上って、見て来て、「何もありません。」と言った。すると、エリヤが言った。「七たびくり返しなさい。」七度目に彼は、「あれ。人の手のひらほどの小さな雲が海から上っています。」と言った。』 エリヤに命じられた通り、若…

Ⅰ列王記18:42~43(2024/06/09)

【18:42】『地にひざまずいて自分の顔をひざの間にうずめた。』 カルメル山の頂上に登ったエリヤは、『地にひざまずいて自分の顔をひざの間にうずめ』ました。エリヤはどうしてこのようにしたのでしょうか。意味なくこのようにしたことはないはずです。…

Ⅰ列王記18:41~42(2024/06/08)

【18:41】 『「上って行って飲み食いしなさい。激しい大雨の音がするから。」』 完全なる敗北者となったアハブが、エリヤに対してどのような思いを持っていたか、またその雰囲気がどのようだったかは、何も示されていません。ただアハブはエリヤに対し…

Ⅰ列王記18:41(2024/06/07)

【18:41】『それから、エリヤはアハブに言った。』 この時のアハブはカルメル山でエリヤと共にいました。何故なら、この戦いはイスラエルにとって非常に重要だったからです。それは、その言葉に飢饉がかかっているエリヤと戦うのだからです。ですから、…

Ⅰ列王記18:39~40(2024/06/06)

【18:39】『民はみな、これを見て、ひれ伏し、「主こそ神です。主こそ神です。」と言った。』 神が注がれた火により、エリヤの仕えていた神こそが真の神であると明らかになりました。この状況にあって、まだヤハウェを神と認めない者がいたとすれば、そ…

Ⅰ列王記18:37~38(2024/06/05)

【18:37】『私に答えてください。主よ。私に答えてください。この民が、あなたこそ、主よ、神であり、あなたが彼らの心を翻してくださることを知るようにしてください。」』 エリヤは何としても神に願いを聞いていただきたいと思ったことでしょう。この…

Ⅰ列王記18:36(2024/06/04)

【18:36】『「アブラハム、イサク、イスラエルの神、主よ。』 エリヤはまず神の御名を呼び求めます。何故なら、エリヤが火を求める対象は他でもない神だからです。ここでエリヤは『アブラハム、イサク、イスラエルの神』と言い、はっきりどの神であるか…

Ⅰ列王記18:36(2024/06/03)

【18:36】『ささげ物をささげるころになると、預言者エリヤは進み出て言った。』 エリヤが『進み出て言った』のは、神に火を求めるためでした。何も言わないことには神からの火が注がれることもないからです。エリヤが『進み出て言った』のは、『ささげ…

Ⅰ列王記18:32~35(2024/06/02)

【18:32~35】『その祭壇の回りに、二セアの種を入れるほどのみぞを掘った。ついで彼は、たきぎを並べ、一頭の雄牛を切り裂き、それをたきぎの上に載せ、「四つのかめに水を満たし、この全焼のいけにえと、このたきぎの上に注げ。」と命じた。ついで…

Ⅰ列王記18:31~32(2024/06/01)

【18:31~32】『エリヤは、主がかつて、「あなたの名はイスラエルとなる。」と言われたヤコブの子らの部族の数にしたがって十二の石を取った。その石で彼は主の名によって一つの祭壇を築き、』 イスラエル民族とは、ヤコブに血縁的に連なるヤコブの子…