聖書の学び

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2025-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Ⅱ列王記9:11(2025/08/28)

【9:11】『エフーが彼の主君の家来たちのところに出て来ると、ひとりが彼に尋ねた。「何事もなかったのですか。あの気違いは何のために来たのですか。」』 若者から重要な事柄を告げ知らされたエフーが仲間のもとに戻ると、仲間たちは何が起きたのか全く…

Ⅱ列王記9:10(2025/08/27)

【9:10】『こう言って彼は戸をあけて逃げた。』 若い者は、エフーに対し伝えるべきことを告げ知らせると、すぐにそこから逃げました。若い者が告げたのは、イスラエル国家に根本から関わるあまりにも重要な内容でした。このため、若い者が反逆を唆す忌ま…

Ⅱ列王記9:10(2025/08/26)

【9:10】『犬がイズレエルの地所でイゼベルを喰らい、だれも彼女を葬る者がいない。』」』 イゼベルの極悪に対し、神はこれから惨めな罰を与えられます。彼女は犬に食われ、その死体は葬られることがないのです。これほど悲惨なことがあるでしょうか。し…

Ⅱ列王記9:8~9(2025/08/25)

【9:8~9】『それでアハブの家はことごとく滅びうせる。わたしは、アハブに属する小わっぱから奴隷や自由の者に至るまでを、イスラエルで断ち滅ぼし、アハブの家をネバテの子ヤロブアムの家のように、アヒヤの子バシャの家のようにする。』 神が罪深いア…

Ⅱ列王記9:7(2025/08/24)

【9:7】『こうしてわたしは、わたしのしもべである預言者たちの血、イゼベルによって流された主のすべてのしもべたちの血の復讐をする。』 アハブ家の者が打ち殺されるのは、神による復讐でした。かつてイゼベルは預言者たちを大量虐殺しました。それは主…

Ⅱ列王記9:7(2025/08/23)

【9:7】『あなたは、主君アハブの家の者を打ち殺さなければならない。』 神は、エフーに対し、アハブ家の者を打ち殺すよう命令されました。これは神の命令でしたから、エフーはそのようにしなければなりませんでした。しかし、そのようにしても、それは神…

Ⅱ列王記9:6(2025/08/22)

【9:6】『エフーは立って、家にはいった。そこで若い者は油をエフーの頭にそそいで言った。「イスラエルの神、主は、こう仰せられる。『わたしはあなたに油をそそいで、主の民イスラエルの王とする。』 エフーは家に入り、若い者からの話を聞こうとします…

Ⅱ列王記9:4~5(2025/08/21)

【9:4~5】『そこで、その若い者、預言者に仕える若い者は、ラモテ・ギルアデに行った。彼が来てみると、ちょうど、将校たちが会議中であった。彼は言った。「隊長。あなたに申し上げることがあります。」エフーは言った。「このわれわれのうちのだれに…

Ⅱ列王記9:3(2025/08/20)

【9:3】『それから、戸をあけて、ぐずぐずしないで逃げなさい。」』 若い者は、エリシャに命じられたことをエフーに告げたら、すぐに逃げて帰らねばなりませんでした。これはエフーに語られるのが神の御言葉だったからでしょう。神の御言葉は絶対です。そ…

Ⅱ列王記9:1~3(2025/08/19)

【9:1~3】『「腰に帯を引き締め、手にこの油のつぼを持って、ラモテ・ギルアデに行きなさい。そこに行ったら、ニムシの子ヨシャパテの子エフーを見つけ、家にはいって、その同僚たちの中から彼を立たせ、奥の間に連れて行き、油のつぼを取って、彼の頭…

Ⅱ列王記9:1(2025/08/18)

【9:1】『預言者エリシャは預言者のともがらのひとりを呼んで言った。』 エリシャには『預言者のともがら』がおり、その数はかなりいたと思われますが、具体的にどれぐらいがいたかまでは分かりません。エリシャは、しばしば彼らを何かのために使いとして…

Ⅱ列王記8:29(2025/08/17)

【8:29】『ユダの王ヨラムの子アハズヤは、アハブの子ヨラムが病気であったので、彼を見舞いにイズレエルに下って行った。』 まだユダ王になっていなかった頃のアハズヤは、病気にかかっていたイスラエル王ヨラムを見舞うため、イズレエルに行きました。…

Ⅱ列王記8:29(2025/08/16)

【8:29】『ヨラム王は、アラムの王ハザエルと戦ったときにラマでアラム人に負わされた傷をいやすため、イズレエルに帰って来た。』 イスラエル王ヨラムは、アラム人に負わされた傷を癒すためイズレエルまで行きましたが、かなりの深手を負っていた可能性…

Ⅱ列王記8:28(2025/08/15)

【8:28】『彼はアハブの子ヨラムとともに、アラムの王ハザエルと戦うため、ラモテ・ギルアデに行ったが、アラム人はヨラムに傷を負わせた。』 ユダ王アハズヤはイスラエル王ヨラムと共に、アラム王ハザエルと戦っていましたが、ヨラムはアラム軍により傷…

Ⅱ列王記8:26~27(2025/08/14)

【8:26~27】『彼の母の名はアタルヤといい、イスラエルの王オムリの孫娘であった。彼はアハブの家の道に歩み、アハブの家にならって主の目の前に悪を行なった。彼自身アハブ家の婿になっていたからである。』 ユダ王アハズヤの母は『イスラエルの王オ…

Ⅱ列王記8:24~26(2025/08/13)

【8:24~26】『彼の子アハズヤが代わって王となった。イスラエルの王アハブの子ヨラムの第十二年に、ユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。アハズヤは二十二歳で王となり、エルサレムで一年間、王であった。』 ユダ王ヨラムが死んでから、イスラエ…

Ⅱ列王記8:24(2025/08/12)

【8:24】『ヨラムは彼の先祖たちとともに眠り、先祖たちとともにダビデの町に葬られた。』 ヨラムは死んでから、先代の王たちも葬られた『ダビデの町』すなわちベツレヘムに葬られました。彼がどのように死んだか詳しくは何も書かれていません。ここで『…

Ⅱ列王記8:23(2025/08/11)

【8:23】『ヨラムのその他の業績、彼の行なったすべての事、それはユダの王たちの年代記の書にしるされているではないか。』 この文書に書かれていないヨラム王の『その他の業績、彼の行なったすべての事』は、『ユダの王たちの年代記の書にしるされて』…

Ⅱ列王記8:22(2025/08/10)

【8:22】『リブナもまた、その時にそむこうとした。』 ユダからはエドムが背いたのみならず、『リブナもまた、その時にそむこうとし』ました。しかし、リブナのほうはただ背こうとしただけで、実際にユダから独立はしませんでした。しかしながら、このよ…

Ⅱ列王記8:22(2025/08/09)

【8:22】『しかしなお、エドムはそむいて、ユダの支配から脱した。今日もそうである。』 ユダ王ヨラムは、エドムを打ち破ったため、何とか悲惨な状況を避けられました。しかし、結局のところ『エドムはそむいて、ユダの支配から脱し』ました。罪に対する…

Ⅱ列王記8:21(2025/08/08)

【8:21】『ヨラムは、すべての戦車を率いてツァイルヘ渡って行き、夜襲を試み、彼を包囲していたエドムと戦車隊長たちを打ったので、その民は自分の天幕に逃げ帰った。』 ヨラムは、エドム軍から包囲されるという苦境に陥っていました。罪に対する呪いと…

Ⅱ列王記8:20(2025/08/07)

【8:20】『ヨラムの時代に、エドムがそむいて、ユダの支配から脱し、自分たちの上に王を立てた。』 ヨラムの時代になるまで、エドム国はユダの支配下に服していました。しかしヨラムの治世になると、エドムは『ユダの支配から脱し』ました。これは明らか…

Ⅱ列王記8:19(2025/08/06)

【8:19】『主は、そのしもべダビデに免じて、ユダを滅ぼすことを望まれなかった。主はダビデとその子孫にいつまでもともしびを与えようと、彼に約束されたからである。』 ヨラムは堕落した罪深い歩みをしたのですから、その支配するユダ王国に呪いが注が…

Ⅱ列王記8:18(2025/08/05)

【8:18】『彼はアハブの家の者がしたように、イスラエルの王たちの道に歩んだ。アハブの娘が彼の妻であったからである。彼は主の目の前に悪を行なったが、』 ユダ王ヨラムは、『主の目の前に悪を行な』いました。つまり、神の戒めに背いて歩みました。神…

Ⅱ列王記8:16~17(2025/08/04)

【8:16~17】『イスラエルの王アハブの子ヨラムの第五年に―ヨシャパテがユダの王であったが―ユダの王ヨシャパテの子ヨラムが王となった。彼は三十二歳で王となり、エルサレムで八年間、王であった。』 アハブの子ヨラムは、イスラエルにおける第9代目…

Ⅱ列王記8:15(2025/08/03)

【8:15】『しかし、翌日、ハザエルは毛布を取って、それを水に浸し、王の顔にかぶせたので、王は死んだ。こうして、ハザエルは彼に代わって王となった。』 翌日になると、ハザエルはベン・ハダデを殺し、アラムの次の王となりました。ハザエルはエリシャ…

Ⅱ列王記8:14(2025/08/02)

【8:14】『彼はエリシャのもとを去り、自分の主君のところに帰った。王が彼に、「エリシャはあなたに何と言ったか。」と尋ねると、彼は、「あなたは必ず直る、と彼は言いました。」と答えた。』 エリシャのもとを去ったハザエルは、ベン・ハダデに対し、…

Ⅱ列王記8:13(2025/08/01)

【8:13】『しかし、エリシャは言った。「主は私に、あなたがアラムの王になると、示されたのだ。」』 神はエリシャにハザエルが次のアラム王になると示しておられました。これは預言です。神はハザエルがベン・ハダデに続く王となるのを知っておられまし…

Ⅱ列王記8:13(2025/07/31)

【8:13】『ハザエルは言った。「しもべは犬にすぎないのに、どうして、そんなだいそれたことができましょう。」』 ハザエルは、エリシャから心の企みを見抜かれたので、驚いた振りをします。相手が相手であり、企みが企みでしたから、その通りですなどと…

Ⅱ列王記8:11~12(2025/07/30)

【8:11~12】『神の人は、彼が恥じるほど、じっと彼を見つめ、そして泣き出したので、ハザエルは尋ねた。「あなたさまは、なぜ泣くのですか。」エリシャは答えた。「私は、あなたがイスラエルの人々に害を加えようとしていることを知っているからだ。…